オセロー の商品レビュー

小田島雄志(著者),ウィリアム・シェイクスピア,里中満智子

2019/06/03

途中の茶番さが凄まじく、心が離れた。でもひきこまれていった。
それは展開が素晴らしいからだと思った。

最後作者は、嫉妬に狂う誠実なオセローは愛の深さゆえの憎しみの悲しさを描いたんだとおもう。

そして、最後の虚無、虚しさ、不条理、人生の苦悩の虚しさの哲学を描きたかったのだと思った。
それは私の心を癒した。まるで、深い悲しみのある聖歌のように心は感動に包まれました。