ひかりの魔女 の商品レビュー
浪人生の真崎光一は、一緒に住み始めた祖母が、あちこちで先生と慕われることに驚愕します。 その上、家族の抱える問題も、いつの間にか解決してしまいます。 ばあちゃんの作る美味しい料理や、優しいうその力がもたらす奇跡。 おばあちゃんが惹き起こす幸せの物語。 とにかく良い! やさしい気持...
浪人生の真崎光一は、一緒に住み始めた祖母が、あちこちで先生と慕われることに驚愕します。 その上、家族の抱える問題も、いつの間にか解決してしまいます。 ばあちゃんの作る美味しい料理や、優しいうその力がもたらす奇跡。 おばあちゃんが惹き起こす幸せの物語。 とにかく良い! やさしい気持ちになれる小説です。
Posted by
立禅が気になってしょうがない。 ちょいちょい挟まる光一の妄想が、もうちょっと簡潔だったら、もっと肉付きの良くなるストーリー結構あるんじゃないかなって思うんだけれど。 これはドラマ化しないのかなー?
Posted by
架空の人物かもしれませんが、優しい人は強い。これは本の中でも、現実の世界でも同じかもしれません。日々穏やかな心を持てるように過ごしたいものです
Posted by
ひかりおばあちゃんの悪意のない優しいウソが伝染し、周りの皆が再起し、優しくなっていく。 おばあちゃんだからこその、処世術と言うのでしょうか嫌味なく受け入れられました。 みんながおばあちゃんの一番になりたくなっているのが微笑ましくもあり、納得してしまう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きな言葉 「忙しいという字は、りっしんべんに亡くなるって書くでしょ。忙しすぎると、心の方がお留守になってしまうっていうことね。実際、人間の心は弱いもので、あまり欲を出すと、そのせいで見えなくなってしまうものが出てくるし、お金はなければ困るけど、多ければ多いほどいいものでもないんじゃないかしら。家族が幸せでいられるさじ加減というのは、いっぺんにお金儲けをしたり、どんどん忙しくなることじゃなくて、何事もちょっとずつ良くなっていくことだと思うのよね。」 丁寧に、当たり前の事を継続する。 簡単そうで、難しい。丁寧な食事、立禅、実行したいな。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こんなおばあちゃんがいっぱいいたら、日本が平和になるな~と思った。 まさに〝信者〟レベル。でも、そうなる気持ちも分かる。 本当に辛い時に寄り添ってもらえたことって、おとなになっても沁みてしっかり栄養になって一部になっているものだ。 〝青い鳥〟再読からの〝ひかりの魔女〟 二つの関連を考えてしまう。 〝寄り添う〟〝傍にいる〟 なんとなく傍にいるというより、しっかりとした愛情が根底にあって、相手の負担にならないように程よい距離で傍にいる・・って難しいけれど、でも大事だなぁ、と痛感。 あぁ、あの出来立てご飯が食べてみたい・・・。
Posted by
何だか都合が良すぎるのだが、それが良い。嘘も方便と昔から言いますが、やさしい嘘、愛だな。やさしい嘘という表現は、何となく気持ち悪くて私にはそこが合わないけど、根底に流れてる人間に対する愛が好き。
Posted by
また、まんまとしてやられたという感じ。 山本甲士さんの気軽に読めるこの本には確かにハッピーになる魔法がかかってますね。
Posted by
当たり前のことを丁寧にする大切さ、毎日の積み重ねが大きい力になること。 優しい嘘も時には必要で自分も相手も幸せになる。 いつも相手のいいところを見つけて褒めようと思った。みんなの気分が良くなる。
Posted by
最初、宗教的な内容かなと少し思ったが…おばあちゃんは「立禅」をしているだけだった。スーパーおばあちゃんが登場。一緒にいる主人公の光一はおばあちゃんの生き方から大切なことを学んだに違いない。浪人生活にいつピリオドをうてるのかわからないが、おばあちゃんのように人脈を大切にし、豊かに生...
最初、宗教的な内容かなと少し思ったが…おばあちゃんは「立禅」をしているだけだった。スーパーおばあちゃんが登場。一緒にいる主人公の光一はおばあちゃんの生き方から大切なことを学んだに違いない。浪人生活にいつピリオドをうてるのかわからないが、おばあちゃんのように人脈を大切にし、豊かに生きるコツを掴んだだろう。おばあちゃんの「優しい嘘」…やっぱり伝え方は大切だなと改めて考えさせられた。
Posted by