三谷幸喜のありふれた生活(14) の商品レビュー
シリーズ14作。大河ドラマ真田丸の執筆している時期の話。あまり積極的に取り上げていないのだろうが、時折り出てくる子供の話が、微笑ましいようなやっぱり似合わないような。
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大河ドラマ2回目、離婚、再婚を経て、愛犬をなくし、息子さんを授かった今のこと。もうこのシリーズも14冊目なのですね。短いエッセイだけど、毎回うまくまとまっているのに唸ってしまいます。 地方にいると、残念ながら、三谷さんの舞台を見る機会はまずない。それでも舞台の事を書いた回を読むと...
大河ドラマ2回目、離婚、再婚を経て、愛犬をなくし、息子さんを授かった今のこと。もうこのシリーズも14冊目なのですね。短いエッセイだけど、毎回うまくまとまっているのに唸ってしまいます。 地方にいると、残念ながら、三谷さんの舞台を見る機会はまずない。それでも舞台の事を書いた回を読むと楽しい。トリビアな話題にもついていけないけど、それも知ることは楽しい。とんでもない昔の(まだ生まれてない頃)の映画まで。詳しすぎます。
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朝日新聞で毎週掲載されているエッセイなので再読という感じ。 息子さんトーマスが好きなんだ。 トビの話しがなくなって淋しい。(何年か前に天に召された)
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ちょうど読み始めが「SMAP解散目前」「真田丸終了直後」だったため、現状と照らし合わせながらの読書となり、ある種の臨場感のようなものを感じながら読了しました。 やぁ、全てが終わった時点からこの文章が書かれていた状況を振り返ると何とも言えないやるせなさというか、諸行無常感というかそういう空虚感のようなものがありますね。 遠慮しいしいというか、いやいやながらもというか、ついムスコの話がちらりちらりと登場してしまうのがまた「ああ、このおじさんもとうとう(?)人の親となったのだなぁ」などとこのシリーズが始まった当初からの隔世の感を深めてくれます。いや正直、三谷さんが人の子の親になる日が来るとは私は思っておりませんでした。 一番驚いているのはご本人かもしれませんけども。 真田丸も思っていた以上に面白かった。キャスティングと特に真幸が亡くなってからが断然面白かった。 大河終了後の三谷さんの話がまた読めることを楽しみに早速次を待ちたいと思います。
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エッセイ。映画。2014~2016年の朝日新聞に連載のエッセイをまとめたもの。自身の舞台と映画と大河ドラマのことや、好きな映画や訃報に触れて。和田さんのイラストがどれもかわいい、似てる!
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14年10月から15年5月の連載分。東京でしか上演されなかった舞台が結構あるなあ~ 関西でもやって欲しいんだけど。ただ、我が家には「ギャラクシー街道」は全く合わなかったので、面白いと思って作ってたんだと云うのを読んで、違和感が一杯。まあ、面白くないと思ったら出さないだろうから当た...
14年10月から15年5月の連載分。東京でしか上演されなかった舞台が結構あるなあ~ 関西でもやって欲しいんだけど。ただ、我が家には「ギャラクシー街道」は全く合わなかったので、面白いと思って作ってたんだと云うのを読んで、違和感が一杯。まあ、面白くないと思ったら出さないだろうから当たり前なんだけど・・・
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年中行事の一つになっているシリーズ。今年は少し遅い気がする。夏のイメージがあったのだが。 今年の三谷さんの仕事は「シャーロック・ホームズ」「紫式部ダイアリー」「吉良ですが、なにか?」「オリエント急行殺人事件」「田母神家の一族」「busrts!」「ギャラクシー街道」「真田丸」という...
年中行事の一つになっているシリーズ。今年は少し遅い気がする。夏のイメージがあったのだが。 今年の三谷さんの仕事は「シャーロック・ホームズ」「紫式部ダイアリー」「吉良ですが、なにか?」「オリエント急行殺人事件」「田母神家の一族」「busrts!」「ギャラクシー街道」「真田丸」ということなる。相変わらずすごい仕事量だ。知らないものもあるしWOWOWで見てるものもある。その楽屋話が面白い。基本的に役者に対するレスペクトがあって気持ちいいし、こだわりの数々も面白い。どこか共通するとこがあり共感になる。特に「真田丸」は今見てるのでどういう思いで書いているのかが伝わってきてとても面白かった。子どもさんが1歳とか。これも彼のネタになりそうだ。
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脚本家・三谷幸喜のエッセイ集。 タイトル「いくさ上手」は、大河ドラマ「真田丸」でも大人気、真田昌幸のことだろうか。 同タイトルのエッセイは収録されていないので分からないが… もしかしたら、源次郎ユッキーの事かも。 とても読み応えがあったけれど、面白くてスイスイ読み進んだ。 和田...
脚本家・三谷幸喜のエッセイ集。 タイトル「いくさ上手」は、大河ドラマ「真田丸」でも大人気、真田昌幸のことだろうか。 同タイトルのエッセイは収録されていないので分からないが… もしかしたら、源次郎ユッキーの事かも。 とても読み応えがあったけれど、面白くてスイスイ読み進んだ。 和田誠さんのイラストも、たいへん素晴らしい。 大好きです。 このシリーズ、昔のものを二冊くらい読んだ記憶があるのだが、その時の印象よりも、多分ご本人が感じているように「面倒ジジイ」へと近づきつつある感がある。 「ギャラクシー街道」と「真田丸」の事など読みたいと思い手に取りましたが、それ以外にも、映画、音楽、舞台、昔の大河の事など、盛りだくさんでした。 三谷さんの脚本のコミカルな味付けが、私は好きなのですが、日本人はどうも、喜劇は悲劇よりうんと下と思っているようで、その辺、作品への評価などでは切ない思いもされているのではないか。 はっきり、そう書かれてはいないけれど。 「真田丸」では、2代目に注目し、父と子の物語にも力を入れている、という文章が読めて良かった! 幸村、秀忠、勝頼、氏政… (勝頼と氏政は、俳優さんも二世ですね) …あれ?秀頼が入っていないですね? 思うところあり?
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今や惰性とも思いつつも読み続けているエッセイも14弾。 以前は巻末の「仕事データ」に書かれている舞台や映画なども、ほぼ見ていたのに、本書に書かれていたものではほとんどがスルーしていた。 次巻の時はどうだろうか。
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紫式部ダイアリー裏話、吉良ですが何か?裏話、作中の警備会社名に「KBC」と名付けた話、と、歴史好きの側面が反映されるエピソードが多かった。歴史好きの戯曲家ならではの発想が覗けた感じがする。 やぎの手紙に関する考察、映画について、真田丸執筆の苦労話、なども三谷節。 育児に関するこ...
紫式部ダイアリー裏話、吉良ですが何か?裏話、作中の警備会社名に「KBC」と名付けた話、と、歴史好きの側面が反映されるエピソードが多かった。歴史好きの戯曲家ならではの発想が覗けた感じがする。 やぎの手紙に関する考察、映画について、真田丸執筆の苦労話、なども三谷節。 育児に関することが、基本的に「諸事情あって」とまとめられているのが、非常に三谷さんらしい。 SMAPに関する想いが述べられているのが、刊行時期的にタイムリーというかなんというか。メンバー1人1人に関してこういう奴だ、と述べる中「香取慎吾に関してはこれまで散々書いてきたから割愛」というあたりに、愛を感じてこれまでのシリーズを読み直したくなった。
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