1,800円以上の注文で送料無料

りゅうおうさまのたからもの の商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/06/28

大きめの横長の絵本。怠け者の兄と、優しく働き者の弟の兄弟のおはなし。創作昔話だと思う。娘を助けた礼にと、弟はりゅうおう様から宝箱をもらう。けして開けてはいけないと言われたその箱を、怠け者の兄が開けてしまう。水が無くなった世界を取り戻すために、弟はまた、りゅうおう様に会いに行くのだ...

大きめの横長の絵本。怠け者の兄と、優しく働き者の弟の兄弟のおはなし。創作昔話だと思う。娘を助けた礼にと、弟はりゅうおう様から宝箱をもらう。けして開けてはいけないと言われたその箱を、怠け者の兄が開けてしまう。水が無くなった世界を取り戻すために、弟はまた、りゅうおう様に会いに行くのだが、3つの難問を出される。 読み聞かせると10分くらいかかるので、どちらかというと高学年むき。絵がすばらしいので、おはなしのイメージが届きやすいと思う。

Posted byブクログ

2024/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

がんばりやさんの弟となまけものの兄。 さかなを助けたことでりゅうおうさまに呼ばれて宝箱をもらう。 言われた通り金の小さな箱を持ち帰ったけど、兄があけてしまう。 弟は蛙や蛇を助けたり、皆からのアドバイスをきちんと聞いたりしていたことで、幸せなたからものを再び手にすることができる。

Posted byブクログ

2023/03/01

☆2023.2 2年生読み聞かせ 2年生国語のスーホのときにあわせて読んでみる。大判絵本の見開きに展開される草原の光景はスーホと重なるものもあるのでは?と期待する。 話がすすむにつれてこどもたちがグッとおはなしに入ってくるのを感じる。このところ昔話にいくつもふれているせいか、「あ...

☆2023.2 2年生読み聞かせ 2年生国語のスーホのときにあわせて読んでみる。大判絵本の見開きに展開される草原の光景はスーホと重なるものもあるのでは?と期待する。 話がすすむにつれてこどもたちがグッとおはなしに入ってくるのを感じる。このところ昔話にいくつもふれているせいか、「あ!うらしまたろう!」「ん?ももたろう?」などと、似たストーリー展開のところでつぶやくこどももいる(←さすが!たのもしい!!) 後半の「ほんものを見つけよ」のところでは、思わず身を乗り出してくる子、「よく見えない・・」と不満を言う子・・と予想通りざわついたが、それも真剣に聞いてくれているからこそ!あとで自分で読んで確かめてもらえるならうれしい。 独特のイラストで好みはわかれそうだが、細部までていねいに描かれていて見ごたえがある。読み聞かせには大きくて重くて手が疲れてしまうけれど・・魅力のつまった絵本。

Posted byブクログ

2021/09/12

モンゴルを舞台にした昔話風の創作。 ストーリーがしっかりしているし、絵も美しい。 ただ、絵の細かい部分が見えた方が面白いので、大勢での読み聞かせには不向き。

Posted byブクログ

2020/03/15

イチンノロブ・ガンバートル (著), バーサンスレン・ボロルマー (イラスト), 津田 紀子 (翻訳) 竜宮,竜の玉,動物の声を聞く

Posted byブクログ

2018/03/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モンゴルの昔話絵本。 怠け者のお兄さんと働き者の弟が一緒に暮らしていた。ある日弟は鳥から魚を助ける。すると次の日タツノオトシゴに乗ったおじいさんにつれられて竜王のところにいく。おじいさんの助言の通り小さい箱を選ぶと、それはみずのもとで、枕にして寝ること、決して箱を開けないことといわれる。まくらにしてねると、家は立派になり川に水が豊かに流れていた。ところがお兄さんが箱を開けてしまい、土地から水がなくなってしまう。弟は竜王様に許してもらうようにでかけてゆく。竜王のところでは途中で助けたかえるとへびにたすけてもらいりゅうおうの試練を乗り越えて馬と竜王の娘と箱をもらうことができた。そしてはこをまくらにしてひとばんねむり、土地を豊かにして幸せにくらした。 文章は簡潔でわかりやすい。絵も物語をよく表している。ダイナミックな絵で芸術性がある。

Posted byブクログ

2016/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2016年に出版された絵本の勉強のために、借りてよんだ。 モンゴルの そうげんに ふたりの きょうだいが すんでいました。 おとうとが たすけた うつくしい さかなは、りゅうおうさまの むすめでした。 おとうとは、りゅうおうさまから おれいに、”みずのもと” が はいった たからばこを もらいましたが……。 モンゴルの昔話なのかな? 文のリズムがよくてわかりやすいし、絵もエキゾチックで色彩が美しい。 二度目にりゅうおうさまのところへ行ったときの質問が、探し絵風でおもしろい。 最後、にいさんが何事もなく許されているのが、大人の私には納得できなかった。

Posted byブクログ