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正しい「値決め」の教科書 の商品レビュー

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8件のお客様レビュー

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2024/04/11

「正しい値決めはこれだ!」と正解を提示する本ではなく、あくまでも基本的な値決めの流れと考え方を解説する本です。 新入社員〜数年目の方が入門書として読むには良書だと思いますが、既に原価や値決め関連の実務をある程度経験した人には物足りなく感じるように思います。

Posted byブクログ

2023/04/07

ちょっと内容がイージーというか、値付けをする戦略を網羅的に紹介するのでアイデアの引き出し、戦略のカードを増やす分には良いのだが、一般的にその価格戦略が取るのに適した状況、値付けを変化させた結果として何が起こるのかを、他の商品パラメータとの相関で示せれば尚良かった。また、端数価格と...

ちょっと内容がイージーというか、値付けをする戦略を網羅的に紹介するのでアイデアの引き出し、戦略のカードを増やす分には良いのだが、一般的にその価格戦略が取るのに適した状況、値付けを変化させた結果として何が起こるのかを、他の商品パラメータとの相関で示せれば尚良かった。また、端数価格とかは、心理学的な戦略であり、感情論である。教科書というからには、アンケート調査でも良いから、そうした感情論の有効性をも立証して欲しかった。 値付けのアンカリングには、希少性が一つのパラメータである。種類の希少性、数量の希少性、販売範囲の希少性。そして希少である事が、他者への魅力としてステイタスになるもの。これらのパラメータを踏まえて、最終的には買い手の納得感。納得させるための価値。 数値化により、人も物も、値踏みされ、値付けされる社会。原点や本質が大切だ、と改めて。

Posted byブクログ

2022/04/25

1.最近受けたマーケティングセミナーで紹介されていたので読みました。 2.価格決めは経営戦略に沿ったものでなくてはなりません。つまり、価格決めはコストだけで決まる問題ではないということです。この本では、主人公の山本くんが新商品の価格決定を社長から託されるのですが、このようなこと...

1.最近受けたマーケティングセミナーで紹介されていたので読みました。 2.価格決めは経営戦略に沿ったものでなくてはなりません。つまり、価格決めはコストだけで決まる問題ではないということです。この本では、主人公の山本くんが新商品の価格決定を社長から託されるのですが、このようなことには無頓着なため、価格決定に関わる部署の方々から学んでいくストーリー形式の本です。 3.価格について知りたい人はまず、これから読むべきと思いました。売れてる本で価格の心理学などぁありますが、そもそも価格はどうやって決まっているのかが書かれておりません。本書はそのような基本的なことから学ぶことができます。 オープン価格についての理解が曖昧だったり、知覚価格、感受性などの新しい用語を覚えられたのは貴重でした。

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2021/02/21

値段を決めるって難しい。 正しい値決めってどうするのか興味を持って読んでみた。 値段を決める要素が説明されていてなるほどとは思ったんだけど、主にメーカーにおける値段の仕組みの説明で私にはあまりピンとこなかった。

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2018/12/18

私にとっては難しい内容ですが値決めの大切さは理解できました。こういう仕事に携わっている方なら読んでも良い内容だと思います。

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2017/09/22

値決めについて、様々な視点から解説した本。 末尾を8にすることにこだわる社長に笑った。よく聞くけど、そんなに変わるもんなのだろうか。確かに、なんとなく末尾が8のほうが安く感じるような気はするけど。 こういう心理的な価格の付け方を心理的価格設定というらしい。末尾を8にするのは「端数...

値決めについて、様々な視点から解説した本。 末尾を8にすることにこだわる社長に笑った。よく聞くけど、そんなに変わるもんなのだろうか。確かに、なんとなく末尾が8のほうが安く感じるような気はするけど。 こういう心理的な価格の付け方を心理的価格設定というらしい。末尾を8にするのは「端数価格」で他にも、「名声価格」「慣習価格」「段階価格」「均一価格」「差別価格」があるとのこと。この話は面白いと思ったので、覚えておきたい。 本編と関係ないけど、日本の西友の親会社がウォルマートだということを初めて知った。ウォルマートって何で日本にないんだろうと思ったら、西友がウォルマートみたいなもんなのか。

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2017/06/11

競合より安く、との方向ばかり求めすぎる会社が多すぎる。全体的に本書に書かれている方向に行けば、国力がもっと上がるのではないかと。

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2017/06/05

 読みやすい本というのはどうかとは思うがこの種の本のなかでは良い印象を持った。    経営にとっていかに価格が大切だという事はあたり前なことであって本来ならそれを利用する顧客にとってもその価格設定が明らかになることが望ましいことだと思う。  利益を隠すのではなくいかに適正な利益...

 読みやすい本というのはどうかとは思うがこの種の本のなかでは良い印象を持った。    経営にとっていかに価格が大切だという事はあたり前なことであって本来ならそれを利用する顧客にとってもその価格設定が明らかになることが望ましいことだと思う。  利益を隠すのではなくいかに適正な利益を頂いているのか、それを論理的に説明できる企業があれば好感が持てるのだが、現在そのような企業はゼロに等しい事だろう。

Posted byブクログ