これ、いったいどうやったら売れるんですか? の商品レビュー
著者は、日本IBMのマーケティングマネージャーとして事業戦略策定を実施した経験を持つ。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法』がある。 8章から構成されているが、1章に対して1つのマーケティング的な分析を紹介している。どの章も実例のみに特化しているので非常にわかりやすい...
著者は、日本IBMのマーケティングマネージャーとして事業戦略策定を実施した経験を持つ。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法』がある。 8章から構成されているが、1章に対して1つのマーケティング的な分析を紹介している。どの章も実例のみに特化しているので非常にわかりやすい。実例として扱う企業はどれも有名なのでイメージしやすいのと同時に、この企業がこんな活動していたのかと思う部分があった。 ただ、この本はマーケティングの入門書の扱いのため、マーケティング手法の紹介は最小限に留まり簡潔に紹介されている。これが少し物足りなさを生んでいるが、マーケディングがどういうものかを理解するのには良いだろう。
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身近なところから疑問点を持ってきていてとってもわかりやすかった。世の中って面白いなあって思った。言われれば確かに!と思えることが多かったが、もっと広い視野が私には必要だと実感
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面白く読み進められるし、基本となる考え方も分かりやすい。 けど、何か物足りない、初級者向けだからかな。
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マーケティングを事例に準え、初心者向けに分からやすく考え方やフレームワークなどを説明している。 とっつきやすく分かりやすいのでマーケティングとは何たるかを知りたい人にはおすすめ。
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具体例を元にわかりやすくマーケティングについて解説されていて、とても理解しやすく読みやすかったです。 特に以下のことは勉強になりました。 ・お客さんは、高い買い物をした後にその買い物は正しかったのかが気になってしまう ・お客さんの事前の期待を超えることが大事 ・買った後のケアがブランド力向上につながる ・お客さんも気づかないニーズを捉えることが重要 ・ターゲットは?何のために作るの?と問いかけることが大事 ・お客さんとの関係によって伝えるメッセージを変える、意中の相手にさえ伝われば目立つ必要はない ・新しいものを受け入れる際の人の反応は以下の5通り 【イノベーター(全体の2.5%)】 革新者。新しいもの大好き 【アーリーアドプター(全体の 13.5%)】 先駆者。よさそうだと自らで判断したら取り入れる ーーー大きな壁(キャズム)ーーー 【アーリーマジョリティ(全体の 34%)】 現実主義者。他の人がいいと言ったら取り入れる 【レイトマジョリティ(全体の 34%)】 懐疑派。多くの人が取り入れたら自分も取り入れる 【ラガード(全体の16%) 】 頑固者。最後まで取り入れない。 新しいものを広げていく際の重要なポイントはイノベーターにターゲットをグッと絞ること。決して拡げてはいけない。キャズムを超えるのはかなり大変。 ビジネスで戦うためのたった3つの方法 ・業界で最も低コストを目指す「コストリーダーシップ戦略」 ・顧客の特定のニーズに対してベストを目指す「差別化戦略」 ・狭い市場で徹底的な差別化を目指す「集中戦略」 この三つの手段でしか戦えない。 ビジネスでなによりも大切なのは、オンリーワンの存在になること。 バリュープロポーション(お客さまにとってのオンリーワン)、ブルーオーシャン戦略(市場でオンリーワンの存在)はオンリーワンになるための戦略の一つである。
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具体例が分かりやすいので、なるほど~と思いながら楽しく読みました。 ベンツの成功例や十勝マンゴー、きゃりーぱみゅぱみゅ、ブックオフなど。 なかでもつい考え込んでしまったのは、「行列のプリンが赤字の理由」この店の店長と同じような失敗って、実はけっこうやっちゃってるんだろうなと思い...
具体例が分かりやすいので、なるほど~と思いながら楽しく読みました。 ベンツの成功例や十勝マンゴー、きゃりーぱみゅぱみゅ、ブックオフなど。 なかでもつい考え込んでしまったのは、「行列のプリンが赤字の理由」この店の店長と同じような失敗って、実はけっこうやっちゃってるんだろうなと思いながら読んだ。 この本はがっつり熟読して、サイト戦略でいえばどう考えてどう活用したらいいのかを考えたいところですが(それよりも基本のサイトメンテをしっかりやらなあかんという反省もありますが・・・)、それをするには図書館で借りただけでは限界ぽい。 ので、手元に置いておきたい本認定したいところです。 ところで・・・古本屋業界、めっちゃおもろいことになっていたんですね。最新の古本屋事情に関する本や記事があったら読みたいな。
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コモディティ化はバリュープロモーションで回避 →ターゲティングしっかり ブルーオーシャン戦略のためにはなにかを捨てて何かを得る ⇒お金を出す理由を提供 客の気づかないニーズ 認知的不協和の解消 →顧客化、販売は始まり 顧客ロイヤリティ 潜在客→見込み客→新規顧客→リピーター→贔屓客→ブランド信者 顧客生涯価値が生まれる ターゲティング→期待を上回る価値を提供→ブランド資産構築 ⇒ブランド構築は鍾乳洞 企業の目的は顧客の創造である 客が気づかないニーズを捉える プロダクトアウトに注意 客の言うことを聞きすぎない ⇒「そもそも客とは誰?」 「これは客にとってなにがいいのか?」 コストは事実、価格は戦略 →マーケティング発想で価格戦略をするべき ①コスト基準型②価値基準型 物語で価値創造 オプション製品の価格設定 チャネルコンフリクトはあかん セブンは機会損失を嫌う →ドミナント方式で対応 地域に深く浸透、 ランチェスター戦略 強者の戦略 →広域で、総合力で遠隔戦で戦う 弱者の戦略 →局地戦に持ち込む、得意技で戦う、接近戦 チャネル戦略 ⇒情報のやり取り、販売 プロモーション戦略→相手のことを理解、逆三角形 マーケティングの出発点はバリュープロモーション ブレイクは待つものではなく仕掛けるもの マイケルポーターの5つの力 新規参入業者、買い手、売り手、代替品、同業者 ビジネスで戦う方法 →コストリーダーシップ戦略 差別化戦略 集中戦略
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マーケティング理論のレビューとしてよくできていて、読みやすい。 マーケティング初心者、または少し関心がある層をターゲットとして設定。わかりやすいに特化した内容。 手に取るために目を引きやすい装丁にして差別化を図る。 この本自体がマーケティング理論を体現している。
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具体的な事例が示されていてとても分かりやすく、自身の仕事に置き換えて考えながら読むことができた。 バリュープロポジションを考え出し、ブルーオーシャンに辿り着くことでオンリーワンの存在になれる。そのためにはお客さん、自社、自分のことを徹底的に考えようと思う。
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