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11/22/63(中) の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/02/23
  • ネタバレ

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遂に腹を括って、過去に住む。しかし未来を変えるという途方もない使命はあれど、そのまま過去に住み続ける、しかもやり直しはきかない、となるとかなり過酷な気がする。五年も過ごさなければならない、というのがそう簡単に歴史改変は許さないぞ、という何かの強い意思を感じてしまう。そんな中で恋に落ちてしまった主人公。だけれど、ここにも問題は山積み、当然自分の使命は話せない、と言うか話したとしても頭がどうにかなったと思われるのが良い所な状態で、二重生活を送ることになる。暗殺の実行犯がオズワルド一人だけならこんなにも悩まなくて済むのだが、裏でロシア人が絡んでいるのか、それとも別の何かが絡んでいるのか、それをしっかりと確かめないことには暗殺の過去は変えられないのかもしれない。謎が謎を呼び、過去は嫌というほど共鳴現象を主人公に見せつけてくる。過去で出来た恋人の元旦那が要らぬ登場をしたりと、主人公の私生活も忙しくなってきた。最後の下巻、とうとうその日が近付いてくる。果たして、歴史改変は成功するのか。そして、その結末は。期待が高まる。

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2024/01/17
  • ネタバレ

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まだまだ教師生活は続き本筋へは片足乗っけてるぐらい。 え!そっちでも大変なことが起きるんやね!! ささ、次巻へ。

Posted byブクログ

2023/11/15

過去に戻った主人公、 あまりにものんびり幸せに 過ごしすぎじゃない!?中弛み! と思ってたら一転、急な展開! ケネディ暗殺を止められるのか、 未来に戻れるのか、 彼はどーするんだ!? 下巻突入!!

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2023/06/21

予想通りちょっと展開のだるい内容でした。 まさにザ・中巻。インターミッション。ブレイクタイム。 まばゆいばかりのアメリカのスクールライフはそんなに興味ないので、早く次行ってくれ!でもさすがキング、こんな茶番ドラマもやっぱり面白いんだわー。 アメリカの読者はこういうエピソードも満喫...

予想通りちょっと展開のだるい内容でした。 まさにザ・中巻。インターミッション。ブレイクタイム。 まばゆいばかりのアメリカのスクールライフはそんなに興味ないので、早く次行ってくれ!でもさすがキング、こんな茶番ドラマもやっぱり面白いんだわー。 アメリカの読者はこういうエピソードも満喫してるんでしょうね。 過去は共鳴するってのがキーワードらしいけど、キングの他作品とも共鳴してますね。 中巻のラストはいよいよエンジンがかかってきた感じがして楽しみ。 今のところ主人公もヒロインも好きになれないんですが、ラストどうでしょうね。

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2022/03/03

歴史改変の練習を済ませ、いよいよテキサスへ乗り込む。「過去が共鳴する」ってのはトンデモ理論だけど読者としては覚えておくべきことが減って助かる。 ジョーディでの高校教師としての生活は作者自身の体験や理想が含まれるんだろうか。 ウォーカー氏暗殺が単独犯ならJFK暗殺も単独犯、よってリ...

歴史改変の練習を済ませ、いよいよテキサスへ乗り込む。「過去が共鳴する」ってのはトンデモ理論だけど読者としては覚えておくべきことが減って助かる。 ジョーディでの高校教師としての生活は作者自身の体験や理想が含まれるんだろうか。 ウォーカー氏暗殺が単独犯ならJFK暗殺も単独犯、よってリー・H・オズワルドを消せばOK、という理屈が本当に合ってるのかどうかはちょっと引っかかるが、物語は核心に迫る。 セイディ嬢がとても魅力的。

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2021/12/19

過去にさかのぼった主人公は,その時代で「その時」に備えつつ幸せな日々を送るが・・・ さすが希代のストーリーテラー,あっという間に中巻読了. 感想は下巻にてまとめて.

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2021/05/01

中弛み感が漂い、食指が伸びず読むのが長引いてしまったけど、終盤はさすが。歴史は共鳴、本当に意思があるかのよう。 時代背景もよく知らなかったので面白かった。 さて下巻は?

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2021/01/01

なんとなく薄暗い雰囲気が漂っていた上巻とは一転、主人公が古き良き時代を目一杯楽しんでいた。 本筋とは関係ない感じもしたが、主人公のなんでもない日々が輝いて見えて、このままこの時代でずっと幸せになってしまえばいいのに、と思った。

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2020/11/22
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長い。 途中グダグダ感があったが、セイディーの元ダンナ乱入、セイディーの顔を、切り裂く。 駆けつけたアンパースンが助けるが、最後は自分の首を切る。

Posted byブクログ

2019/11/19
  • ネタバレ

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上巻では、死を目前にした友人から頼まれた勢いで過去に戻り、歴史の転換点であるケネディ暗殺を阻止して、世界に平和を取り戻すための行動をとることにしたジェイク改めジョージの心情にどっぷりはまってしまった。 しかし、間をおいて中間を読むと、「マジですか?」って気持ちがふつふつと…。 だって離婚は不本意だったとして、やりがいのある仕事があり、多分友人だってアル以外にもいただろうし、あるの見世以外にも行きつけの店はあっただろうし…。 そういう現在の生活のすべてを捨てて、見知らぬ世界で人殺しをする? それが世界のためだと言われても。 至る所たばこの煙が立ち上っているような世界で、人種差別は甚だしいし、夫が妻に暴力をふるうことは当たり前すぎて誰も疑問に感じない。 しかし、欠点はあるものの、いつしか過去の生活になじみ、恋をして、ジェイクはオズワルドを殺した後もこちらの世界で生きていこうとまで思う。 しかし、過去は変えられることを好まない。 過去の世界の入り口で、何度戻っても同じことを繰り返していた「イエロー・カードマン」が、「オレンジ・カードマン」になったあたりから不穏ではあったのだけど、同じことを繰り返すはずのカードマンが殺されてしまったところから、実は私たちの知っている過去は変わっているのではないかと思えてしまう。 それ以外にも、「ジムラ」という言葉の意味すること、亡くなった友人と同じ苗字のテンプルトン一家、セイディーの本名とハリーの母の名前の近似性。 未来を思い起こさせる小さな違和が、徐々にジェイクを包囲して、そしてセイディーの危機とオズワルドの始動が重なった時…! この巻はここまで。 やれやれ、息つく暇がないったら。

Posted byブクログ