花や咲く咲く の商品レビュー
2020年6月28日、読み始め。 2020年7月2日、読了。 36頁に、戦時下に犬を供出したと書かれている。 これは知らなかったことで、衝撃的。 皮革や肉を利用する為だったとのこと。 あさのあつこさんの作品を読むのは、初めて。 ウィキペディアによると、 1997年、『バッ...
2020年6月28日、読み始め。 2020年7月2日、読了。 36頁に、戦時下に犬を供出したと書かれている。 これは知らなかったことで、衝撃的。 皮革や肉を利用する為だったとのこと。 あさのあつこさんの作品を読むのは、初めて。 ウィキペディアによると、 1997年、『バッテリー』で野間児童文芸賞を受賞する。幅広い世代の支持を得て児童文学としては異例の1000万部ベストセラーになる。 とのこと。 けっこう活躍されている方ですね。
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戦時中の女学生たちの話。今のJKだからねぇ。ちょっとしたことが楽しくてころころ笑って、でも時代は厳しくなって。そして純粋だから神国日本は負けないとか、戦地で戦っている兵隊さんたちのために、銃後の守り、とかいろいろ信じている。だけどだんだん矛盾に気が付いて悩む。勝てるのか?厳しい生...
戦時中の女学生たちの話。今のJKだからねぇ。ちょっとしたことが楽しくてころころ笑って、でも時代は厳しくなって。そして純粋だから神国日本は負けないとか、戦地で戦っている兵隊さんたちのために、銃後の守り、とかいろいろ信じている。だけどだんだん矛盾に気が付いて悩む。勝てるのか?厳しい生活の中でも友情を大切に生きていく青春小説。一人称で描かれている分だけこちらからも語り掛けたくなる。「戦争は終わるよ」
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まさに、歴史書には書かれない、人の思いだなと。 いろんなことがあるけど、人の営みは続いていく、強さってのもあるだろうけど、生きているからなんだろうなと思いました。
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大抵、戦時下が舞台だと悲壮感が出てしまうが、本作は見事に青春小説になっている。今も昔も少女たちの思いは変わらないのだと、少し安心した気がします。 あらすじ(背表紙より) 昭和18年、初夏。小さな温泉旅館の娘・三芙美は、女学校の友だちと、 思いがけず手に入った美しい布でブラウスを縫...
大抵、戦時下が舞台だと悲壮感が出てしまうが、本作は見事に青春小説になっている。今も昔も少女たちの思いは変わらないのだと、少し安心した気がします。 あらすじ(背表紙より) 昭和18年、初夏。小さな温泉旅館の娘・三芙美は、女学校の友だちと、 思いがけず手に入った美しい布でブラウスを縫い始める。おしゃれにときめき、夢を語り、笑いあう――そんな仲良し4人組にも、やがて戦争の暗い影が忍び寄ってきた。 「現代の日本でたたかっている少女たちに贈りたい」――祈るような想いで著者がつづった、心ゆさぶる“戦時下"青春小説。
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