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弟の夫(3) の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

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2024/02/22

弟の同級生が現る。彼はカミングアウトはしない、と、マイクと別日に会い話す。隠しごとがさらに隠し事を産むこと… アウティングのコラムもあった。2010年アメリカで18歳の大学生がアウティングされて橋から飛び降り自殺、日本でも2015年、大学生がアウティングによって亡くなっている。

Posted byブクログ

2020/10/17

ツンツルテン(服のサイズが合わなくて脚とかニュっと出ちゃうこと) それで一緒に温泉旅行に来たんだから_だったら家族でいいじゃない 前にマイクが言ってた寿司の天婦羅_あれもいつか食べてみたいな パレードの沿道で「ゲイは地獄に落ちる」といったプラカードを掲げて歩く人達がいるなんていう...

ツンツルテン(服のサイズが合わなくて脚とかニュっと出ちゃうこと) それで一緒に温泉旅行に来たんだから_だったら家族でいいじゃない 前にマイクが言ってた寿司の天婦羅_あれもいつか食べてみたいな パレードの沿道で「ゲイは地獄に落ちる」といったプラカードを掲げて歩く人達がいるなんていうのは、まだ生易しいほうで、国や場所によっては暴力で襲撃されたり、公権力が妨害してくることもあります。 同性愛者であることを公表することをカミングアウトといいますが、本人が公表していないのに他人が勝手にばらすことをアウティングといいます。 折口夏菜

Posted byブクログ

2018/07/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHKで放映された原作。漫画としてはあまり面白くない。 でも、ゲイを主人公とした漫画は少ないから貴重な漫画なのだろう。

Posted byブクログ

2018/02/15

バレたら生きていけない、みたいな社会は嫌ですね。 ほんとに色んな生き方があって当たり前だし、誰だって幸せになる権利があると思うし。 夏樹が、温泉に行って楽しく過ごせた4人のことを「家族」って言いきったことに胸アツになりました。幸せの形なんか人それぞれなんだな…というか、自分たちな...

バレたら生きていけない、みたいな社会は嫌ですね。 ほんとに色んな生き方があって当たり前だし、誰だって幸せになる権利があると思うし。 夏樹が、温泉に行って楽しく過ごせた4人のことを「家族」って言いきったことに胸アツになりました。幸せの形なんか人それぞれなんだな…というか、自分たちなりの幸せを世間のあれこれで壊されるのは不本意ですよね。 傷つきたくないし、傷つけられたくないです。 クローゼットゲイのカトヤンの気持ちを考えると切なかったです。

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2017/09/11

三巻、出ました。 主人公の双子の弟、はゲイでカナダに行って結婚しました。 その弟が病気で亡くなって、夫のカナダ人、が日本に訪ねてくる、というこの話は、三巻で主人公の心の整理がつき、いよいよ社会に突入……の感じです。 学校の教師や娘の友達の親たちの偏見……。 ただ、2016年はL...

三巻、出ました。 主人公の双子の弟、はゲイでカナダに行って結婚しました。 その弟が病気で亡くなって、夫のカナダ人、が日本に訪ねてくる、というこの話は、三巻で主人公の心の整理がつき、いよいよ社会に突入……の感じです。 学校の教師や娘の友達の親たちの偏見……。 ただ、2016年はLGBTにたいする差別は、そういう指導が国から来ていることもあり、学校内では薄くなりつつありますが……。 四巻が出るのは来年……。 さてどうなるでしょうか。 2016/11/17 更新

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2020/12/01

カミングアウトしない、という選択をしている彼への描写が、少々露骨に厳しくないだろうか? もちろん理想としては誰しもがカミングアウト(なんて言葉がなくなるくらい自然に)できる世界なのかもしれないけれど、(前巻の感想にも書いた通り自分は日本でも根深い差別があると思うので)カミングアウ...

カミングアウトしない、という選択をしている彼への描写が、少々露骨に厳しくないだろうか? もちろん理想としては誰しもがカミングアウト(なんて言葉がなくなるくらい自然に)できる世界なのかもしれないけれど、(前巻の感想にも書いた通り自分は日本でも根深い差別があると思うので)カミングアウトしないという選択肢を、まるで卑怯なことであるかのような描写をするのは正直納得いかないというか、カミングアウトできない事情が人には色々あるのではないだろうかと思ってしまった。この漫画のここまでの描写を見れば、作者はそういうことをちゃんとわかってる人だと思うのだけれど。これは結局そういう人たちを追い詰める描き方ではないのか。 そしてものすごい不穏な終わり方…もうそんなに続きもないとあとがきにあるけど、ハッピーエンドになることを願ってやまない。

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2016/10/30

リョージの意識にだいぶ変化はあった。けれど自分の中の感情が、第3者が入ってくるとまた揺らいでしまう。今回は学生時代の友人と偶然再会。

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2016/10/29

今回も静かに、脅かすことなく、考え抜かれた描写でこの重たい主題に取り組んでいる。 カナもマイクも愛らしく、主人公は真摯に考えている。 同性愛が他人事でなくなったとき、誰もがこの主人公のように行動できるだろうか。そんなことを考えた。

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2016/10/23

201610/シンプルな描写や表情だけで多くが伝わってくる手法もすごい。ナツキの「不思議でもいいじゃない」「だったら家族でいいじゃない」ってのもいい台詞だ。

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