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この時代小説がすごい!時代小説傑作選 の商品レビュー

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2024/05/13

やっと時代小説が楽しめるお歳頃となった、のか俺? 上下関係が絶対で、恥や名誉が行動規範となっていた時代は、現代と比較しても制約が多く生きづらい世の中だった。そんな時代だからこそ、損得抜きに自分を貫く清々しさ、正義や妻子の為にする自己犠牲の姿に憧れや感動を抱く。 本書は、時代小説好...

やっと時代小説が楽しめるお歳頃となった、のか俺? 上下関係が絶対で、恥や名誉が行動規範となっていた時代は、現代と比較しても制約が多く生きづらい世の中だった。そんな時代だからこそ、損得抜きに自分を貫く清々しさ、正義や妻子の為にする自己犠牲の姿に憧れや感動を抱く。 本書は、時代小説好き選者の投票結果の1位から5位までを収録した短編作品集。中でも、笹沢左保の木枯し紋次郎シリーズとなる「赦免花は散った」がダントツ面白い。その他、伊東潤、池波正太郎、山田風太郎、坂口安吾など多士済々。

Posted byブクログ

2019/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作家にとらわれず、様々な作品を読めるアンソロジーって、結構好き。「こんな作家がいたのかっ!他の作品も読みたいっ!」ってなって、読書の世界がまた広がる。(けど、お財布には厳しくなる……) 坂口安吾って、歴史物も書いてたのね。知らなかった!

Posted byブクログ

2017/05/07

選り抜き時代小説短編集。どの話も、何かエネルギーがあり、サクサク先を読める。池波や山田もいいが、伊東潤も捨て難し。

Posted byブクログ