夏目友人帳(21) の商品レビュー
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作品そのものも良いけど 作品の後書きとして 熊本地震のことに触れられているのが良かった 作品は作品 作者は作者なんだけど その作者が 描くのだからこそ その作者が どんな状況になっているのって 作品には影響を与えるんだろうね どんな状況でも作品にしたいという思い
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小さな怪「岩おこし」のお話。 これ、2021年映画化されてます。 (実は見に行ったw) 岩鉄様を眠りから覚ますためのミツミのお役目。 横取りされることも多い役を自ら志願。 夏目と一緒に起こす事に成功する。 ある蔦に覆われた古本屋。 友達の北本は子供の頃に来たことがあるそうで… 店主はおばあさん。北村の子供時代の思い出の場所。 夏目は気配を感じる。 北村は彼是本を開いて… 夏目は落書きのような文字が書かれた紙を発見。 出会った定員さんはカエダ。危険だから早く帰れと忠告。 ニャンコ先生曰く「彼女は怪だ」という。 古いもので、怪しの世と繋がっているのだろうと。 呪詛の紙が挟まっている。悪鬼退治。 カエダは悪鬼を封じ込めて、暫く本の中に居ることになる。 少しだけ、北本の貸したミステリーをカエダは読んでくれたようだった。 名を返したお礼にと怪は桜の灰を置いていく。 何に使うか解らぬまま、田沼に貰った粘土でニャンコ先生を作る。 そこに桜の灰は飛ばされてしまったが、ミニニャンコ先生が勝手に居なくなる。 依代になってるミニ先生は、出てゆくが心配した夏目は後を追う。 かなりのツワモノで、ニャンコ先生でも負けるほど。 無事に辿り着け・・・ 最後のお話は特別編。 名取の学生時代の話が描かれてます。 うっかり怪の手を触ってしまって、憑かれてしまった。 その気配を感じ話しかけてきたのは怪。 自分を払ってくれと頼むが、それは出来ないと名取。 的場静司が名取周一の家に訪ねてきて、右肩に付いたものを払おうといい出す。 的場の式が喰ってくれて助かる名取。 払ってはやれないが、色々と話を聞かせてくれと頼む名取。 名を、瓜姫と呼びながら。 相変わらず、不思議の国へ誘うのが上手だな・・・っと。 最後の特別編は、ホントにlastの商談が上手く行ったのか分らない。 が。名取の事だ、上手くやったんだろう。
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夏目の読み直し21巻。 にゃんこ先生と夏目が分かれて眠る大妖を起こす競争をする「石起こし」、北本が関わった妖問題を解決する「頁の奥」、黒にゃんこ先生ならぬちびにゃんこ先生が活躍する「破片は愁う」、名取さんと的場さんの若かりし頃と、名取さんと瓜姫の出会いを描いた特別編「伸ばした手は」の4本だて。 石起こしは、いつもコンビの夏目と先生が分かれて行動する中で、夏目が先生と一緒じゃない寂しさを感じるシーンがじりっとせつなくて好きです。石と花をつなげるの好きなんでしょうね。今回も出てきました。 破片は愁うに出てきたちびにゃんこ先生、雪ウサギと同じパターンの、夏目が作ったものに妖が乗り移るという話。砕け散ってしまわずによかった。 やっぱり夏目はあまりひどいことにならない安心感があっていいです。ほんわりと心に染み入るくらい、これがやっぱりいい。
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新しい趣向に満ちた一巻。 ニャンコ先生の心意気、妖の恋心とも言える気持ちなどなど、新鮮な話を楽しめた。
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もう21巻・・・でも、穏やかに語られる物語は変わらず。 そこが良いのだと思う。夏目自身はだいぶ成長したけど。 ゆるやかな心の成長だね。表情も柔らかくなりました。 ほっとけない妖や友だちのために、つい奔走してしまう。 それも以前より、積極的になってきました。 ミツミやカエダに対する...
もう21巻・・・でも、穏やかに語られる物語は変わらず。 そこが良いのだと思う。夏目自身はだいぶ成長したけど。 ゆるやかな心の成長だね。表情も柔らかくなりました。 ほっとけない妖や友だちのために、つい奔走してしまう。 それも以前より、積極的になってきました。 ミツミやカエダに対する手助け、 ミニ先生の傷ついた器を心配する様子・・・良い感じです。 特別編の名取と的場の過去。これも良い。 二人の今に至る行程がだんだんとわかってきました。 あ~振り返り読みしそう・・・20冊かっ!
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読み終わりました。 八十二話 誰かに、「あなたは向いてない」「やらない方がいい」 「あなたにできるわけないでしょ」と言われたことがあるので、 尚更、信じて任せてくれる誰か。。がいるって 素敵なことだと私は思う。 ミツミの、めげずに頑張る姿、カッコいいと思います❗ 私もくよくよしてはダメだと 思わせてくれる勇気のお話。 ふと、この言葉を思い出しました。 うるおぼえですが、「仕事は好きか」「仕事が好きなら何があろうとも生きていける」 良い言葉だな、そうだよね。。って 朝ドラを見ながら 見に沁みました。 信頼されてるっていいよね。 あのキラキラとした情景、映像化したら きれいだろうな 見てみたい。。 八十三話 外から見ると分からないけど 実は中に入ると広い店内。。 そういうの私も好きです。わくわくしますよね! 私も本好きなので行ってみたくなりました いつか北本達にも妖かしのこと話せるだろうか。。 という夏目の心情 ついにやっと、そう思える時が来るなんて。。 読んでいて嬉しくなりました! 今まで読み続けてきたからこその嬉しさ いつかそういう場面が見れたら、どんなに嬉しいか そう思う今日この頃です。 夏目、物怖じせず妖かし相手にパンチを入れる光景を よく見るようになったのですが、 強くなったなと嬉しく思えたり。。 北本が妖かしと絡むの何だか微笑ましかった。。 もっと見ていたかったなそう思いました。 八十四話 ミニ先生、かわいい! 色々な所に出没し、驚く夏目が面白かったです。 ほんとかわいかった。。 そういえば、前の巻はちび夏目が出てきましたよね! 作ったものが、命を吹き込んで動く。。 凄いことですね。 今いる家は古い物があるので、妖かしいるかな。。 かわいい妖怪さんだったら会いたいな そういうのが、もし存在するなら。。 その先を読んでいくと 色々な事情が分かってきて。。 物には寿命がある。 今、その時が来ただけ その言葉の裏には、どこか寂しさが伝わる。。 物を大切にしなきゃと色々と考えさせられるお話でした。 動きもしないものが、恋しい。。の言葉 常に動いているものを見ているから、 はっと させられる。。 つい最近のこと ある時間になるとぼーんと動いていた 子供の時からあった時計。。 今は全然動いていないみたい 振り子時計が出てきた時、 久しぶりに見た時のことを思い出しました。 修理に出していないみたいだから、 神主さんの気持ちと同じなのかな。。と 勝手に思ってしまいました。 ちょっと現実と関連していて不思議な感覚。。 気づいたら、もう八十四なんですね!凄いです!! こんなに続いてたんだなと嬉しくもあり驚きました。ずっと続んでいたいシリーズです。 アニメも楽しみに見ています! 今、6シリーズ。。 アニメも続いていて凄いし嬉しい。 夏目友人帳に出会って良かったです。 特別編 久しぶりに名取さんがでてきました〃〃 名取さんも学校では 夏目みたいで。。 同級生に憑いているのをほっとけない、 無視できないところとか。。 授業中に寝ちゃうところ。。 的場さんも出てきましたね。 的場さんも名取さんも掴み所のない 不思議な人だなと思ってたけど、 色々な表情が見られて読んでいて楽しかったです。 そして二人ともカッコいい! 名取さんを助けるシーンもドキドキしました。 壺の中に入っている妖かしが、 退治した妖怪を食べるシーンは(なぜ…?)と思ったけど、 的場さん、ちょっと怖いイメージだったのですが 理由が分かったら。。 でも食べさせるのは怖かったな(苦笑) 瓜姫って。。いつも名取さんと一緒にいる式ですよね⁉ 出会う頃のエピソードが見れて嬉しいです。 そうだな、瓜姫という名は?と言ったとき 嬉しいのと同時にびっくりしてしまいました。 こういう名前の由来があったのですね! もともと的場さんの式だったんですね。。 捨てるのは許せなかったのですが、 見ていて不思議な縁だなって思いました。 名取さんとも出会えたから。。 今も瓜姫も笹後も柊も名取さんの傍にいられて 幸せなんじゃないかと思うお話でした。 笹後に出会うお話も見てみたいな。。 もう出てたりして。。。 いつかまた一巻から読んでみようかな////
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今回も、どれも心温まる良いお話でした! 「頁の奥」が好きだったな。古書店の雰囲気もイイ具合に不気味で、さらに本にあんなものが挟まってたら…ビビリな私はおそらくすぐ店を出る(笑) 途中ゾクリとさせられる展開なのに、最後には切なさと温かさでいっぱいになるのは、やっぱり緑川さんすごい...
今回も、どれも心温まる良いお話でした! 「頁の奥」が好きだったな。古書店の雰囲気もイイ具合に不気味で、さらに本にあんなものが挟まってたら…ビビリな私はおそらくすぐ店を出る(笑) 途中ゾクリとさせられる展開なのに、最後には切なさと温かさでいっぱいになるのは、やっぱり緑川さんすごいなぁと思う。 ミニ先生がお椀に乗ってる姿も可愛かった。
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相変わらずお人よし、というか、妖怪よし(ww)な夏目。 頼まれると断れない、ってところが、結局ニャンコ先生の不安の正体なんだろう。でもって、なんだかんだと夏目を甘やかしているニャンコ先生。 一見、夏目とニャンコ先生が違えた話のようで、最終的にはほんわか終わるところ...
相変わらずお人よし、というか、妖怪よし(ww)な夏目。 頼まれると断れない、ってところが、結局ニャンコ先生の不安の正体なんだろう。でもって、なんだかんだと夏目を甘やかしているニャンコ先生。 一見、夏目とニャンコ先生が違えた話のようで、最終的にはほんわか終わるところが、夏目友人帳らしい。うむ。<夏目友人帳>の最もな話なんじゃないだろうか。 でもって、妖は人間の儚さを、夏目は物を通して存在するものの儚さを、思う。 短い生であろうと、長いものであろうと、命は全て<儚い>のだ。 <儚い>から、その<儚さ>を知るからこそ、思いは強い。 で、名取と的場の若いときの話になるわけだ。 相変わらず試行錯誤している名取と、策をめぐらせているような的場。とはいえ、的場も揺れてる感じがあって、その若さが新鮮。 名取が一人であることをやめるきっかけも、彼らしく優しい。 名取も基本、優しいよね。だからこそ、今、夏目の優しさが不安なんだろう。 この世界は、いつも優しさでできていると思う。 もっとも、優しさもそれぞれの立場によって感じ方も見え方も違う。ようするにそういう話なんだな。
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石起こし・小さな妖が可愛かった。 頁の奥・北本くんと古本屋の話。 破片は思う・ミニ先生が可愛かった。 伸ばした手は・名取と瓜姫。
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