洗礼ダイアリー の商品レビュー
夢見がちな詩人のエッセー.15編 案外普通な事を普通にいう感性が,瑞々しくて素敵でした.朝顔の水やりなど,何でもないことが面白いです.
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詩人の欠点は数え切れない。「人付き合いが壊滅的にヘタ」「批判したがり」「傷つきやすい」「被害妄想が過剰」。さらに、言葉に器用だからこそ「相手が決定的に傷つく一言」を口にすることもある(詩人を敵に回してはいけない)。 (P.9)
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職業・詩人、平成生まれ…という肩書きだけをみるとキワモノなのかと思いますが、ひとりの女性の生きづらさが厳選された言葉で綴られた、共感しまくりのエッセイでした。 劇的な出来事があるわけではなく、誰にも心あたりがありそうな、ちょっとしたささくれを丁寧に拾い上げられていました。 しんど...
職業・詩人、平成生まれ…という肩書きだけをみるとキワモノなのかと思いますが、ひとりの女性の生きづらさが厳選された言葉で綴られた、共感しまくりのエッセイでした。 劇的な出来事があるわけではなく、誰にも心あたりがありそうな、ちょっとしたささくれを丁寧に拾い上げられていました。 しんどい生き方だなあと思いながらも、なんだかわかるなあと思ってしまいました。
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平成生まれの詩人が、〈生きづらさ〉を言葉で解き放つ! ポプラ社のウェブマガジン「WEB asta*」の大人気連載、待望の書籍化。 現代詩人の登竜門「中原中也賞」を18歳で受賞し、大学4年の時に「詩」に関心を持ってもらおうとアイドルオーディションに出場、 「ポエドル」と呼ばれ...
平成生まれの詩人が、〈生きづらさ〉を言葉で解き放つ! ポプラ社のウェブマガジン「WEB asta*」の大人気連載、待望の書籍化。 現代詩人の登竜門「中原中也賞」を18歳で受賞し、大学4年の時に「詩」に関心を持ってもらおうとアイドルオーディションに出場、 「ポエドル」と呼ばれた著者。だが、その日常は驚くほど地味で不器用だった!? いま最注目の詩人が、研ぎ澄まされた言葉でトホホな身辺を綴る、初のエッセイ集。 言葉の繭の中に住んでる文月さん。 時々手を伸ばしては、外の世界にこわごわ触れる。 その姿が滑稽で痛くて愛おしい。 ───瀧波ユカリ(帯コメントより) ◆もくじ◆ 脳みそはみんな同じ いらっしゃいませの日々 セックスすれば詩が書けるのか問題 トラウマの花 山手線号泣 自撮り流星群 スクールカーストのち、雪 朗読少女のたましい パラレルワールドの恋人たち 布団のドーム 「かわいい」は疑え! 世にも奇妙な母物語 人間スイッチ 日記帳のわたしへ 祖母の膝 あとがき――洗礼前夜
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