マジカルパティシエ小咲ちゃん!!(vol.4) の商品レビュー

筒井大志(著者),古味直志

2016/11/02

「はー、ブドウすっぱい。」

本編最終巻。
流石本編だけあって大正義な終わり方。
ぐんにょりな結末な上に後日談も番外後日談？も酷い内容のスピンオフとは大違い。

シーリンさんは良い仕事をするけど、風呂場で石鹸で転ぶと下手すると死にかねないから注意が必要だ。
まぁ、ギャグ漫画だからこそ許される行為ではあるね。

春ちゃんがマジパテの正体に気が付かないのもギャグ漫画だからかと思ったけど、こっちはむしろ「まさかアノ姉が？」って感じで、そもそも正体候補に挙がってすらいないからなのかも？
「素顔さらしてるのに？」って疑問はセーラームーンやプリキュアという先人がいるから問題なし。

マズ菓子の味から正体を予想するなんて、一条君はマジ有能。
（てか、人に渡す菓子なんだから味見して駄目そうならやめておけとは思う。）

魔法女王キョーコって・・・マジカル・キョーコかよ！出てる作品間違ってるよ！作者もチガウヨ！！方向性は少し似てるけど。
正体バレてタニシって・・・こっちはリョーコかよ！出てる次元が違うよ！パティシエでも金かよ！！

タニシ化は言葉で確認された時点で発動するのかな？
バレてても確認されなけばセーフ？
確認されても誤魔化しきればセーフ？
でも、弁解の余地なくタニシ化されたよね・・・。
「バレたら」の定義が曖昧かと。

ルーリンさん、くっそ美少女やな。

契約解除されても記憶が残ってるのは優しい世界だね。
おそらく作者も忘れていた感があるポイントカード設定が有効活用された！

一条くんの男前行動が凄い有能。
しかもちゃんと性欲（チューしたい）があるとかマジ好感が持てる。

台詞のスタッカートが目立つのが残念。
強調したい台詞は、台詞まわしで目立たせて欲しい。