放課後美術室 の商品レビュー
絵に惚れた先にある。 欲しがることを知らない相手を好きになるほど、振り回されて何度も気持ちがぐちゃぐちゃになる事はないだろう。
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放課後シリーズ第1弾。第2弾の放課後図書室を読んでから、この作品に出会いました。2人が絵を通して少しずつ距離を縮めていく様子が丁寧に描かれていて、自分もすっと高校時代に戻ったような気持ちになりました。後日談としてもう少し続きを見たかったなぁという気持ちで、星4つです。
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美術部の先輩との淡い青春って感じです!私的に好きな所はレモン味ののど飴を貰うシーンで、そこが好きすぎて、一時期レモンののど飴を常備するほどでした!
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麻沢奏さんの放課後シリーズ第一弾。美術部の女子高生と先輩男子高生の恋物語。青いです。こちらが恥ずかしくなるほど青春してます。読後感は良好。たまには甘々もいいと思った。第二弾も読んでみようかな。
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私もこんな先輩と出会いたかったなぁ。 青春したかったなぁ。 自分の気持ちを親に言えたり、行きたくない塾をサボったり、好きな人と一緒に帰ったり、、 恋をするといろんなことを経験するんだなぁ。
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好きな作品でした。 あまり期待せず気分転換に読み始めたものだったがとても読みやすく何より自分も歩んだ学生だったので想像もしやすくさらりと読めました。 わたしもこういう青春したかったなぁーと、こんな先輩いたらたまらないだろうなぁーと、楽しく読めました。
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母親に言われるがまま勉強漬けの日々を送る高校生の沙希。中学の時にみた絵に心を奪われ“桐谷遥”先輩に出会うために美術部へ。しかしファンだった先輩は男、しかもつかみどころのないチャラ男だった… しかし沙希と遥かは関わるうちゆっくり変わっていく… 。 前に放課後シリーズの『放課後図書室』読んでいたらTwitterでオススメしてもらいましたー
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私には、色がない。人に言われたとおり、その色になるだけ。 気持ちを吐き出すのが苦手な沙希。欲しがり方を知らない遥。そんな不器用な恋。 桐谷先輩の独特な雰囲気が私の心を掴んで離さない。 かっこいいなぁ。 私も涙が出るほど感動する、桐谷先輩の絵を見てみたい。そして久しぶりに描き...
私には、色がない。人に言われたとおり、その色になるだけ。 気持ちを吐き出すのが苦手な沙希。欲しがり方を知らない遥。そんな不器用な恋。 桐谷先輩の独特な雰囲気が私の心を掴んで離さない。 かっこいいなぁ。 私も涙が出るほど感動する、桐谷先輩の絵を見てみたい。そして久しぶりに描きたくなった。 みんな成長したね。 勇気を出して伝えること、吐き出すことの大切さ。 ためになる、共感する言葉がたくさんある。 言葉をたくさん並べても黙ったままでも、伝わってないことがある。 "きっかけ"は、待つものじゃなくて作るもの。 親子であろうと、友達であろうと、好きな人であろうと、本音で向き合える、そんな関係が良いのだと… こんな青春送りたかったなぁ。
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最後のシーンが印象的。ひょうひょうとして周りの女をひきつける美術部の男子高校生が、絵の魅力を率直に伝える後輩女子の素直さにほだされ、寂しさを表に出すシーンだ。 俺は、こうした一瞬をしらずに育った。周りの人間と同じような人物評価のまま、顔見知り程度の交流を終えた多くの人間と、当然な...
最後のシーンが印象的。ひょうひょうとして周りの女をひきつける美術部の男子高校生が、絵の魅力を率直に伝える後輩女子の素直さにほだされ、寂しさを表に出すシーンだ。 俺は、こうした一瞬をしらずに育った。周りの人間と同じような人物評価のまま、顔見知り程度の交流を終えた多くの人間と、当然ながら、今に至るまで連絡は取っていない。 人を好きになる経験、誰もが理解している人物像が、本当はその人の実像ではないことを、真摯な心の通わせ合いによって、初めて明らかとなるような経験を、俺は持たない。 さびしいな、と思った。 ひょうひょうとした美しい男を見て、そうした男を一個の人間として向き合う勇気もやり方も分からず、天使のように傍から眺めて、心を凍らすような情念(男への同一化か欲望か?)を持ったまま、間逆の理知的習慣に身を沈めて行くのが、通例だった。 男子高校生は、ほんの少し求め方が分からないだけだった。それを徐々に解きほぐしていく後輩女子のひたむきさ。 いいっすね。
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