働く意義の見つけ方 の商品レビュー
読んでいて胸が熱くなった。 誰でも社会人になる前は、熱い想いを持っているが、時が経つにつれて薄れていく。 自分も同じ状況に陥っていて、自分の現状のつまらなさと焦りを同時に感じて、何か行動を起こさないと、と思わせてくれる。 特に面白いのは、実際に留職した方の体験談だ。 数ヶ月でこ...
読んでいて胸が熱くなった。 誰でも社会人になる前は、熱い想いを持っているが、時が経つにつれて薄れていく。 自分も同じ状況に陥っていて、自分の現状のつまらなさと焦りを同時に感じて、何か行動を起こさないと、と思わせてくれる。 特に面白いのは、実際に留職した方の体験談だ。 数ヶ月でこれだけの成果と成長を実現していることに驚きと尊敬を覚える。 インドのNPO法人に行った方の支えになった、マハトマ・ガンジーの言葉が心に響いた。 この世界に望む変化に、あなた自身がなりなさい。 あなたにも社会を変える力があるんだよと投げかけてくれているようだ。 留職に行くことは難しいが、NPO法人なり、ボランティア活動なり、働きながらやれることはある。 自分の望む変化をまずは明確にして、それに向けて自分から動こう。
Posted by
読むのを推奨、として送られてきた本だったのだけど、自分にとっていいタイミングで出会えた本となった。 青臭さと腹黒さのどちらも持つことを造語で「青黒さ」と表現していたが、著者の小沼さんは、一見相反しそうな二つのものを繋いだり、同居させたりして、新しいものを産み出し、世の中に広げて...
読むのを推奨、として送られてきた本だったのだけど、自分にとっていいタイミングで出会えた本となった。 青臭さと腹黒さのどちらも持つことを造語で「青黒さ」と表現していたが、著者の小沼さんは、一見相反しそうな二つのものを繋いだり、同居させたりして、新しいものを産み出し、世の中に広げているひと。 自分自身、そして周囲に、どれだけ一見相反するが、繋げられたり、同居させられそうなものがあるのか、考え始めている自分がいる。
Posted by
会社の先輩が参加していた留職プログラムの話が気になって読んだ本。 2020年でいまのところ一番感動した本。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 本来あるべき働き方とは、「自分」と「仕事」と「社会」がつながっている状態 想いを保ち続けるための情熱の魔法瓶 多くの人の情熱...
会社の先輩が参加していた留職プログラムの話が気になって読んだ本。 2020年でいまのところ一番感動した本。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 本来あるべき働き方とは、「自分」と「仕事」と「社会」がつながっている状態 想いを保ち続けるための情熱の魔法瓶 多くの人の情熱は、放っておけば次第に冷めてしまう。でも皆が熱い想いを交わすことができる場が有れば、その熱を保つことができる。そしてその情熱を発揮する時、熱いままに注ぐことができる。
Posted by
仕事をする意義を感じるとこは人生を豊かにしてくれると思います。 ただ、比較的社会への貢献を感じやすい業務ですが、入社年数が長い人は社会貢献を入社の動機にあげるのですが、最近入社の新人はそれよりも自身の生活を挙げる人が多いです。 より淡白な新人に意義を持つことの重要さや楽しさを伝え...
仕事をする意義を感じるとこは人生を豊かにしてくれると思います。 ただ、比較的社会への貢献を感じやすい業務ですが、入社年数が長い人は社会貢献を入社の動機にあげるのですが、最近入社の新人はそれよりも自身の生活を挙げる人が多いです。 より淡白な新人に意義を持つことの重要さや楽しさを伝える切っ掛けになればと思います。
Posted by
留職のクロスフィールド代表の小沼さんのお話。 クロスフィールドを始めるに至った経緯が書かれていました。青年海外協力隊からコンサルティング会社に就職し、NPO法人クロスフィールドを始めた。始めるにあたって色々な苦労をされていた。ぬるま湯に浸かっている私からすると、凄まじいの一言だ...
留職のクロスフィールド代表の小沼さんのお話。 クロスフィールドを始めるに至った経緯が書かれていました。青年海外協力隊からコンサルティング会社に就職し、NPO法人クロスフィールドを始めた。始めるにあたって色々な苦労をされていた。ぬるま湯に浸かっている私からすると、凄まじいの一言だった。 私はマッキンゼーでの仕事が興味深かった。問題解決に力点を置いており、常に上司との会話もそうであった。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
NPO法人クロスフィールド代表の小沼大地さんが「留職」という事業を作るにあたってのストーリーなど。 読んでいて熱くなる本。 仕事を志事に変えるには どこで働いているか、なんの仕事をしているかは関係ない。 目の前にある仕事に「社会とのつながり」を感じることだ あるべき働き方 自分と仕事と社会が1本の線でつながっている状態 ▼自分と仕事 ・自分がなぜ今の仕事をしているのかに対して、納得できる答えを持てている ・企業名や肩書きに関係なく、自分の仕事に揺るぎない誇りを感じられている ・会社での仕事を、自分自身の持つ情熱や志しと重ねながら、胸を張って説明できる ▼仕事と社会 ・目の前の仕事が誰かのありがとうにつながっていることを具体的に想像できる ・今取り組んでいる仕事の成果が、自分の子供や孫にも必ず役立つと思えている p63 column 社会とのつながりを渇望するミレニアル世代 「若者はその時代に足りないものに対してハングリー」である。(ソフィアバンクの藤沢久美) 高度成長期の若者は自分たちが豊かな暮らしをすることを求めて、高級車やマイホームを渇望した。モノで溢れかえった時代に生まれたミレニアル世代(1980-2000までに生まれた世代)はモノやカネには憧れの気持ちを抱かない。高度成長と引き換えに「現代社会に足りなくなってしまったもの」に焦点をあてていて、それが「つながり」である。 シェアすることを好むのは必死に誰かとつながろうとしている。 仕事においても、「自分が働くことで社会が豊かになっている実感」や「自分の仕事と社会とのつながり」そのものが圧倒的に不足している。 p81 強烈な価値観を持っている組織というのは、優秀な人材を惹きつけることができ、組織にいる人を熱狂させることができる。 マッキンゼーのこだわり ・問題解決にこだわり抜く ・インパクトを出すこと p164 事を成す人に必要となるのは「青黒さ」 リクルートワークス研究所が打ち出した概念 理想や夢、社会の不条理に対する義憤、自らの志といったものをエネルギーにして進む「青臭さ」 時には根回しやうまい立ち回りをしながら、組織の中で物事を戦略的かつ容易周到に進めて行く「腹黒さ」 この2つを兼ねそろえることが日本社会、大きな組織でおもしろいことを成し遂げるのに必要な要件 p223 社会を変える現場での原体験 1、誰かの困りごとを解決するという、企業活動の原点に立ち返る原体験 2、confort zoneを超えて挑戦し、最後までやりきる経験 3、目指すべき方向性を自ら示し、異なる価値観の人々を巻き込んで行く経験 p232 留職体験者の一人、パナソニック青木さんの言葉 リーダーシップとは、理想を現実に帰るべく働きかける力 p237 志仕の流儀 1、大義を掲げ、その実現のために挑戦を続ける執念 2、リソースがないがゆえの、想いの力をテコにする青黒い戦略性 3、日々の仕事が持つ価値に対する確信が生む、仕事への情熱と職場の熱狂
Posted by
仕事ではなく、「志事」。NPO法人代表の著者がここに至るまでのストーリーを明かす。非常に流れるような疾走感があり、読んでいて勢いがつく。
Posted by
小沼さんの経歴とクロスフィールズ設立経緯、また留職に取り組む意義について書かれた本。 とにかく小沼さんが熱い。青黒さ。確かに大事だと思った。
Posted by
2012年5月に放送されたWBSで小沼さんが語っていたことが印象深く記憶に残っていたため、書店でこの本をみつけたときに手にとった。 クロスフィールズを立ち上げて現在に至るまでのストーイーは大変面白く、初めて提案が次のステップに進んだ日の話や、パナソニック、テルモで留職が採用され...
2012年5月に放送されたWBSで小沼さんが語っていたことが印象深く記憶に残っていたため、書店でこの本をみつけたときに手にとった。 クロスフィールズを立ち上げて現在に至るまでのストーイーは大変面白く、初めて提案が次のステップに進んだ日の話や、パナソニック、テルモで留職が採用されたときの話は熱くなるものがある。 読んでいて、社会とのつながりが見えないと、働き意義を感じられなくなり、仕事がつまらなくなることを読んでいて思い出した。大学時代に熱く大きな志があっても、社会人になると仕事を覚えることや社内で求められる能力を伸ばすことに意識が行きやすく、いつの間にか仕事がつまらなくなってしまう。 仕事を志事にするために、自分と仕事と社会のつながりを感じるために、 - 今やっていることが社会にどう役に立つか考える - 自分ができることではなくできないことに挑戦する - 周囲を巻き込む ことを意識的にやっていくことを忘れてはいけない。 また、気付きを与える言葉として、「顧客の声を聞くことと、顧客のニーズに迎合することは違う」ということ。顧客のニーズを聞きすぎると、当初の目的とは正反対の方向に行ってしまう、尖りが無くなってしまうことがあり、陥りやすい落とし穴だと思った。きちんと初めにやりたいこと、ビジョンを定めておくことが重要で、それに反することは顧客の依頼でも断るようにしておくと、ぶれにくい。
Posted by
ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するクロスフィールズ代表が、働く意義を説く本。 組織には、多様な能力を持った人が集まってくるがゆえに多くの可能性を秘めている。しかし、必要以上のルールや規則、上司の締め付け、異常なほどのリスク回避等で、1度行動にフタを...
ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するクロスフィールズ代表が、働く意義を説く本。 組織には、多様な能力を持った人が集まってくるがゆえに多くの可能性を秘めている。しかし、必要以上のルールや規則、上司の締め付け、異常なほどのリスク回避等で、1度行動にフタをされてしまうと、その組織の器以上のことができる人材はいなくなる。 失敗を恐れて、新しいことにチャレンジしなければ、それがスタンダードになってしまう。だからこそ、チャレンジしようという激アツな一冊。
Posted by
- 1