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ぼくはまだ、横浜でキスをしない の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2021/11/08

どういう内容だか一切知らないまま読んでみたが、結構面白かった。 タイトルはどういう事?って思ったけど、そういう事か。 高校二年のアキオはとても大人びている。 それは複雑な家庭環境からか。って書いてもそんなに深刻さはなく。 内容もいろいろ過ぎてうまくまとめるのが難しい。 変わり者...

どういう内容だか一切知らないまま読んでみたが、結構面白かった。 タイトルはどういう事?って思ったけど、そういう事か。 高校二年のアキオはとても大人びている。 それは複雑な家庭環境からか。って書いてもそんなに深刻さはなく。 内容もいろいろ過ぎてうまくまとめるのが難しい。 変わり者の父と母がいて(離婚してる)、父の隠し子のお姉さん。久しぶりに出会った令嬢の同級生で少し変わり者のメイ。 アキオにしか言葉を話さない猫のミケ。 そして10年前の冤罪事件が彼らの夏を忙しくさせる。 濃いい内容だけどサラッと読みやすい。 しかし、作者の樋口さんが亡くなられた・・・ ご冥福をお祈りします。他にも沢山読みます。

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2019/10/18

いろんな登場人物が出てきて、これからどう動いていくんだ…っていうワクワク感が読んでてあった。伏線が繋がってく様子は面白かった。

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2019/03/04

奇想天外 はちゃめちゃ 予想外 思いもよらない 男子高校生のとんでもない生活の上 事件へ巻き込まれて 思わぬ人との出会いを生みつつ ふつうに 探偵でもないけど 解決していく 奇想天外ミステリー TVドラマ化? 映画化?かな

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2018/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 突然自分に姉がいるらしいことが分かり、幼馴染と名乗る美少女・メイが現れ、人語を繰る猫・ミケがついてきて……次から次へとふりかかる奇想天外な出来事にこんな冷静に対応する主人公・アキオは、達観してるというか、浮世離れしているというか。そうじゃなかったら、メイの独特な話し方や強気なとこに付いて行けないか。  ばらばらだった出来事が全てぴたっと1つに収まっていって。話のスピードは後半にかけて早かった。特にミケのとこは突然すぎて、あんな苦戦してたのにあっけらかんと解決しちゃったなと。  黄金町や赤レンガ、山手など横浜付近の地名や場所も出てきて、聖地めぐりではないけれど、物語に出てきた場所を巡りたくなった。

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2018/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館の本 読了 やっぱりこの作家さん好きだわ。 今回は猫の動きが手に取るようにわかるのが面白かったし、横浜の土地勘もあるからなおのこと面白かった。 やっぱりフェリスのお嬢様はご機嫌ようと言うのですね。

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2018/09/02

夏が終わるから樋口有介を読もう。 「ぼくと、ぼくらの夏」が樋口原体験だから、これはもう遺伝子に刻まれてるレベル。 爽やかさなんてなく、シャツが汗ではりつくような湿度の高い日本の夏。 そんな世界とまた出会えて嬉しくなっちゃったね! 夏休みの男子高校生がつまづいた小さな小石が、あれ...

夏が終わるから樋口有介を読もう。 「ぼくと、ぼくらの夏」が樋口原体験だから、これはもう遺伝子に刻まれてるレベル。 爽やかさなんてなく、シャツが汗ではりつくような湿度の高い日本の夏。 そんな世界とまた出会えて嬉しくなっちゃったね! 夏休みの男子高校生がつまづいた小さな小石が、あれよあれよと大岩になってオトコのコの行く先を壊していく。 そのスピード感が気持ちいいんですわ。 そして樋口センセの夏ミステリでは定番の女の子。 変な子に惚れるのは何も主人公だけではないのです。わたし達も好きなのですw 主人公と女の子の掛け合いも軽妙で楽しいんですよねー。 ふたりともウィットに富んでて。 軽妙洒脱とはふたりの会話かってカンジで。 少しずつ解き明かされる事実、事実、また事実。 それらが組み合って形作られたとき、パアッと霧が晴れるような感覚。 ステキ。 そして…これは読み手たる自分の(悪い)クセなのかもだけど、先を読んで構えてしまうんですよねー。 樋口センセがこれで終わるわけがない…って。 そんな悪癖すらも満足させてくれた今作。 たのしかったー!!

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2018/06/16
  • ネタバレ

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図書館で借りた本。 高校2年生のアキオは、芸術家の母親とヨコハマの工房で二人で暮らしていた。父親は、小説家だが10年前に盗撮事件を起こして、離婚していた。その父親から、娘と名乗る女性が現れたので調査して欲しいと依頼され、調べてみることになった。途中知り合った幼馴染のお嬢様、メイとしゃべる猫のミケ。謎はどんどん深まっていく。

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2018/01/26
  • ネタバレ

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*かつて盗撮事件を起こして離婚した父に頼まれ、父の隠し子の存在を調べることになった僕。だが、調べるうちに盗撮事件の背後に浮かぶ陰謀、言葉を喋る猫「ミケ」の登場、幼馴染との恋が交錯し、人生をかけた大事件へと変わっていってしまう――。青春ミステリの鬼才が新境地を開いた傑作の登場! * 「青春ミステリの鬼才」の作品を読んでおいて言うのもなんですが…個人的には、この方独特の飄々とした大人の機微が大好物なので、この作品には全く入り込めず。お得意の「ちょっと変わってて人の言うこと聞いてない勝手気儘な美少女」が生理的にダメで…このテの女の子って、世間的には魅力あるのか??若い装丁も含め、学生さん向けの本ですかね…。

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2017/06/01

知っている地名も出て興味深く、また、軽い感じでさらりと読み進められました。 猫が喋る設定は、さらに軽い感じに?

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2017/01/20

単純におもしろい!出てくるキャラ設定が楽し。 2017.1.20

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