おばあちゃんのあかいマント の商品レビュー
勇気を出して踏み出せば、見知らぬ土地、どんな場所でも楽しく過ごせる、ということを教えてくれる素敵な一冊◎
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秋にぴったりの絵本。都会の外国の景色が新鮮で面白かったです。 この絵本は子供より父親の方が興味津々で、どこの景色かな?とか云々色々と呟いていました。 子供もとても気に入っていて、何度も読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
都会に対して”怖い”という想いを抱いていた”ぼく”が、おばあちゃんの手編みの赤いマントを羽織ることで、勇気が湧いてきて、大きな街に肯定的な気持ちを持てるようになっていく、というお話です。 主人公は、都会に移り住んだおばあちゃんを訪ねて都会へやってきます。元々、大きな街に対してあまり好感を持っていない”ぼく”。迎えにきてくれたおばあちゃんと、おばあちゃんの家へ向かう道中、たくさんの人々が乗り込む電車や交差点での交通整理や工事などの大きな音、寄付を求める路上生活者や壁への落書きを目にし、ますます大きな街に対して”怖い”という想いを深めてしまいます。 そんな”ぼく”に大きな街の良さを伝えようと、おばあちゃんは”ぼく”のために赤い毛糸のマントをつくってくれます。それを羽織ると、”ぼく”はスーパーマンのごとく、勇気が湧いてきます。マントを羽織っておばあちゃんと出かけた街は、多くの人が集まってゆったりと余暇を楽しむ公園や路上での音楽演奏、ストリートダンサーなどの音で溢れる賑やかな街でした。路上生活者も怖い人ばかりではない、と気が付きます。マントに勇気をもらったおかげで、”怖い”という想いに邪魔をされて見えていなかった景色が見えるようになる、というお話です。 おばあちゃんの家から帰るとき、”ぼく”はお守りとして、おばあちゃんに赤いマントを着せてあげます。帰りの車の中で、「バイバイ、また来るね!」と手を振る”ぼく”の表情は、もう曇りのない笑顔となっています。 アメリカの絵本作家さんの作品で、コールデコット賞というアメリカの子供向け絵本に与えられる賞を受賞した絵本です。作者のローレン・カスティーヨさんは、都会のアパートの一室にあるアトリエで、時に赤いマントを羽織ってお仕事をなさっているそうです。 絵の具タッチの絵で、街の様子や自然の景色などがリアルに描かれています。木々は紅葉し、人々も長袖を着ていることから、秋から冬の情景といった印象です。”ぼく”をはじめとする人々の表情が、柔らかくも繊細に描かれているのも好きです。 文章は、ひらがなとカタカナで書かれていて、カタカナにふりがなはありませんが、カタカナの箇所はほとんどないので、必要なら十分読み仮名をふれるかと思います。文字量もあまり多くないので、ひらがなを少し読み慣れてきた頃の一人読みにも向いているかと思います。 アンパンマン好きの息子にとっては、「赤いマント」は印象的であったようで、何度も繰り返し読んでとせがまれた絵本の一つです。 【参考】読み聞かせ:2歳0ヶ月
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おおきなまちにすむ おばあちゃんをたずねたぼくは、さわがしくてひとがいっぱいの まちがこわくてたまらない。でも、おばあちゃんがすてきなあかいマントをつくってくれた。マントをすれば、ゆうきがりんりんわいてきた! 「ぼく」のワクワクが伝わってくる絵本。
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おばあちゃんが都会に引っ越した ぼく、大きな町はちょっと苦手 でも!おばあちゃんにもらったマントを着たら うるさい音が楽しい音に ごちゃごちゃがわくわくに♪
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