〈西洋美術史を学ぶ〉ということ の商品レビュー
開始: 2023/12/12 終了: 2023/12/12 感想 何の役に立つのか。人生。彩りのない生活に追われる。そんな中で一滴の水となり心に染み渡る。芸術とは人が生きていく上で欠くべからざるもの。
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講演会の記録なので、会話調で進んでいく。 日本人として西洋美術史を学ぶ意味、という大きな問題に、分野の名だたる方々が答えている。どれもはっきりとはしてないが、一人一人の美術を愛するようになった経緯の中に、やはり一人一人の問いに対する答えが含まれていたように思う。
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「西洋美術史は何の役に立つんでしょうか?」典型的なDevil's advocateだが,重要な視点だと思う.リベラルアートの重要性を考えるきっかけになると思った.千足さんとは面識があるので高階さんとの出会いのエピソードは楽しく読めた.今度,詳細な話を伺ってみよう.高階さ...
「西洋美術史は何の役に立つんでしょうか?」典型的なDevil's advocateだが,重要な視点だと思う.リベラルアートの重要性を考えるきっかけになると思った.千足さんとは面識があるので高階さんとの出会いのエピソードは楽しく読めた.今度,詳細な話を伺ってみよう.高階さんが強調していた,絵に現れわされたものから,時代背景などを読み取る力を備えていきたいものだ.
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西洋美術史は役に立つか?というところから、そもそも人文系で学問は何かを明かす好著。 シンポジウムの内容をまとめた小冊子。 学問することにはpurenessがある、なければならない、という言葉にハッとする。実用的=手段的だが、そもそもその手段を使って、どんな生を享受したいのかが...
西洋美術史は役に立つか?というところから、そもそも人文系で学問は何かを明かす好著。 シンポジウムの内容をまとめた小冊子。 学問することにはpurenessがある、なければならない、という言葉にハッとする。実用的=手段的だが、そもそもその手段を使って、どんな生を享受したいのかが重要だと思った。 西洋と日本の違いも相変わらず興味深い。 リベラルアーツ教育と細分化された学問の中で普遍的な手法を体得する教育の対比も面白い。
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