「自分の頭で考える子」になる育て方 の商品レビュー
箇条書きにまとまっているのでわかりやすい。 ●子どもが嘘をつく機会を与えない(答えがわかっているなら聞かない) ●ユーモアを磨く ●子どもにアイコンタクトを求めない
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1 コミュニケーション能力を伸ばす 2 共感力を伸ばす 3 自立心を伸ばす 4 責任感を伸ばす 5 人を敬う気持ちを伸ばす 6 正直さを伸ばす 7 独立心を伸ばす 8 感謝する気持ちを伸ばす 9 ユーモアの能力を伸ばす C0037
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・心配性の母親から自立した子が育たないワケとは。私たちは子どもに安全でいてもらいたいと願うあまり、不必要な恐怖をかき立てがちだが、自立しようとする歩みに多大な影響を及ぼすことがある。いい母親とは子どもの安全を維持することだと思うがあまり、子どもが自立するのを許さないことと混同して...
・心配性の母親から自立した子が育たないワケとは。私たちは子どもに安全でいてもらいたいと願うあまり、不必要な恐怖をかき立てがちだが、自立しようとする歩みに多大な影響を及ぼすことがある。いい母親とは子どもの安全を維持することだと思うがあまり、子どもが自立するのを許さないことと混同している。子どもを保護することが母親の役目と思い込み過ぎ。自分の行為がいかに子どもをダメにするかに気づかない母親がどれほど多いことか。 ・安全のことをやかましく言いすぎて子どもを不安にさせないよう注意しよう。不安の中で生きている子どもは、びくびくするあまり自立するこどできない。不安にさせずに「準備させる」ことが肝要。安全について子どもを教育するのは母親の責任。 ・母親の問題に取り組むことは自信を持った強い母親のイメージを出すために必要。母親自身が恐怖をどう扱っているか見せる。 ・思い込みな発言は避けよう。必ずしも存在しない危険に対して敏感にさせ、恐怖を助長する。悪いことが起こりそうな環境下で、どうして子どもが自立したがるだろうか。曖昧な予想で恐怖を植え付けないこと。 ・子どもがジャングルジムの高いところまで登ったら、高すぎるからすぐに降りなさいと叫ぶのではなく、「自分で安全と思う高さまで登っていいよ」と言おう。子どもに自分自身で責任をとらせよう。「そんなところまで登っちゃだめ、高すぎるわ」と言うのは子どもの自立を邪魔することになる。高さが心配なら「ずいぶん高そうに見えるけど、それでも大丈夫だと思うかい?判断するのは自分。怖かったら降りてくればいい。」そのコメントは母親が子どもの判断を信頼することを示す。 ・子どもがリスクのあることをしたがった時、たとえ恐ろしいと思っても、すぐに「ダメ」と言ってはならない。「母親が蛇を扱いのが好きではなくても子どもが蛇に触ってはいけないという理由はない。」というコメントは、自分自身の気持ちに注意を払うことを教えるだけではなく、母親が子どもを信頼しているという強いメッセージを与える。子どもに自分で決断するようすすめる。 ・世界は大多数の人々にとってかなり安全な場所。子どもはこの現実を信頼できなければならない。自立への一歩はそれにかかっている。悪いニュースが日々光の速さで配信され、いいニュースを曇らせてしまっている。悪いニュースが子どもの安全の感覚を妨害するのを許してはならない。 ・一部の母親は、少しでも危険があると、子どものやりたがっていることをやらせまいとする。そのようにして子どもの自主性を奪ってしまう。規則を押し付ける前に、個々の子どものことと環境を考えることが大切。できれば妥協案を考え、自立へと向かう子どもの小さな一歩を支えてやろう。 ・自分で考える子にするために、答えを与えるのではなく、質問をしよう。子どもが自分で考えることを促そう。「どこにしまうか私にみせてくれない?」「あなたはどこがいいと思う?」「これまでに試したことは何?」「学校でこの問題について先生は何と説明したの?」「どうしたら解けると思う?」子どもがどの程度答えを出すにせよ、一人で問題に解決したことや、答えを見出したことをほめてやろう。「やり遂げて幸せそうね。気分がいいでしょう?」答えの程度が「母親の考える標準以下」だとしてもあとは教師にまかせればよい。 ・遊び方は自分で考えさせる。退屈になることを許す。外的な刺激を奪われた子どもが自分自身を楽しませる方法を学ぶのは、そのような空白の時間において。退屈をひとつのチャンスとみなす。「ということは、本当に素敵なことを見つけようとしているのね。あなたが退屈すると、いつも非常に創造的になるもの。」 ・母親からの提案は一時的に子どもを退屈から解放するかもしれないが、子どもが学ぶのは、何をすべきか分からなくなったら親に頼ればいいということだけ。独立心など養われるべくもない。 ・自立していて責任感の強い、思いやりのある子に育ってほしいと願う世界中の親の共通した思いは、親とのコミュニケーションを通してである。子どもの性格形成にもっとも重要な役割を果たすのは母親とのコミュニケーションだから。
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