ダイアナ妃命をかけた最後の恋 の商品レビュー

河出書房新社(その他)

2021/01/13

さらっと読めた　世界中の人から愛され、何より男の人から愛されたダイアナ妃は、憧れ以外の何者でもない。今までなんとなくしか知らなかったダイアナ妃の死について知ることができた。自分の本当の本命であった心臓外科医カーンに見せつけるためにわざと、パパラッチに自分の写真を撮るように仕向けたことに驚いた。ただ恋愛に異常に執着してるなあ
私も比較的恋愛に依存してしまう方だけどダイアナ妃はそうであって欲しくなかった。でもこの本を読む限り、ウィリアムとヘンリー王子に対する愛以外はほぼ恋愛についてしか書かれていない。ダイアナ妃は両親が離婚していたこともあり、幸せな家庭を築くことにとても執着していた。でもチャールズ皇太子がダイアナ妃に対して愛のない様子がとことん描写されていて、やっぱりどれほど愛してくれる人がいたとしても、愛する人がいるのならその気持ちに答えることは不可能なのだとわかった。