ミスター・メルセデス(上) の商品レビュー
殺人鬼の心境を煽る 盗んだ車を暴走させ多くの死傷者を引き起こした事件の殺人鬼。1通の手紙から殺人鬼の誘いサイトへ、仕掛けられる方から仕掛ける方への対策でネットに繋がった殺人鬼とチャットを実行する。 逆行する殺人鬼を煽り正体を掴もうと動き出す。(下巻へつながる)
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面白い。キングは主人公に自分を重ねていたりするのかな?などと想像するのも楽しい。クリスティーンやITの楽屋落ちにもクスリとさせられる。楽しいぞ!キング最高だね!
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退職した刑事ホッジスに未解決事件の犯人ミスターメルセデスから、自殺を挑発する 手紙が届く。 自殺に追い込まれた女性の妹、魅惑的なジャネル。 新たな自爆テロを防げるか。 ジャネルのいとこ、パソコンお宅のホーリー、ホッジスの隣人高校生黒人ジェローム。
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自殺を考える退職刑事ホッジズと、彼が現役時代に取り逃がした大量殺人鬼メルセデスキラーの数奇な人生の物語です。 メルセデスキラーのブレイディは、ホッジズを精神的に追い詰めるための計画を入念に用意し実行します。 しかし、それは眠れる獅子を起こすことになるのです。 上巻ですが物語はかな...
自殺を考える退職刑事ホッジズと、彼が現役時代に取り逃がした大量殺人鬼メルセデスキラーの数奇な人生の物語です。 メルセデスキラーのブレイディは、ホッジズを精神的に追い詰めるための計画を入念に用意し実行します。 しかし、それは眠れる獅子を起こすことになるのです。 上巻ですが物語はかなりのスピードで展開しているように思えます。 下巻にも期待します。
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キング初のミステリー小説との触れ込み。 幽霊も、吸血鬼も、宇宙人も出てこない。 退職した刑事と殺人犯の一騎打ち。 ミスター・メルセデスの思考に反吐が出そう。 退職警官が違法のすれすれの所で、犯人を打ち負かそうとするのがこの作品の魅力なのだろうけど、周囲の人(特にジェロームと...
キング初のミステリー小説との触れ込み。 幽霊も、吸血鬼も、宇宙人も出てこない。 退職した刑事と殺人犯の一騎打ち。 ミスター・メルセデスの思考に反吐が出そう。 退職警官が違法のすれすれの所で、犯人を打ち負かそうとするのがこの作品の魅力なのだろうけど、周囲の人(特にジェロームとジャネル)に危険が迫っているのを考えると、ジムもあまり魅力的な人物には見えない。 小説としては今のところ面白いのだが、登場人物に感情移入できない。 下巻がどのような展開を見せるのか楽しみだが、フラグが立ちすぎている。
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初めからわかっていることを あっちとこっちから 読んでいくのは モヤモヤするわ 面白いんだわ~~
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表紙のメルセデスに目が止まって思わず読んでしまったらホッジズとミスターメルセデスとのやり取りにゾクゾクしてきた
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『ミスター・メルセデス』Mr. Mercedes スティーヴン・キング このミス3位、文春3位、エドガー賞 期待しすぎた 上巻がかなりスロー、ベンツの鍵がどうだか? そんなに重要なのかな? 元刑事ホッジズに魅力が感じなかったなぁ
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話は全然進んでないけど毎回読まされる! しかしネット用語やら悪態やら、 訳者も上手い言葉見つけるのは大変そう
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スティーブン・キングは十代の頃から大好きな作家で、一時期は全作品本棚に揃っている状態だったほどだが、社会人になって忙しくなったせいか(キングは一気読みに限る)、21世紀に入ってからの作品は「ダーク・タワー」シリーズは別にして、ほとんど読んでいない。今回久しぶりに読んだキング作品は...
スティーブン・キングは十代の頃から大好きな作家で、一時期は全作品本棚に揃っている状態だったほどだが、社会人になって忙しくなったせいか(キングは一気読みに限る)、21世紀に入ってからの作品は「ダーク・タワー」シリーズは別にして、ほとんど読んでいない。今回久しぶりに読んだキング作品は、ファンタジックな現象が登場するモダンホラーの類ではなく、体裁としてはきっちりとした犯罪小説。日常生活の中、気づかぬ内に非日常が、不条理が忍び込んできてすべてを狂わせるのがモダンホラーのスタイルだが、犯罪というものもある日突然誰かの日常を打ち破る不条理だ。そして、自分の欲求だけが肥大化している無差別殺人者というものも、常人には理解できないモンスターと同様の存在である。犯罪小説がモダンホラー小説のスタイルと親和性があるのは当たり前かもしれない。ジャンルが何であれ、安定の白石朗氏の翻訳の力もあると思うが、衰えることのないこの筆力はすごい。とにかく読ませる、そして読みやめられない。分厚い単行本の上下巻だったが、やはり一気読みしてしまった。 昔の作品は若い父親などが多かったが、今作の主人公は退職した60歳過ぎの元刑事。キング自身が年を重ねるにつれ、主人公の年齢も上がっているわけだが、だからこそ主人公と全く違う属性の人間が読んでもリアルに感じられるのだろう。リアルさと切なさは、キング作品の二大重要要素だ。物語の展開にハラハラドキドキさせられる楽しさはしっかりありつつも、悲しく切ない愛の重みも確かに感じられる読後感が、キングならではのもので、とても満足できた。キング作品もいずれまた、全作きちんと読み直したい。
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