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砂上の結婚 の商品レビュー

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2016/10/10

悶々としているヒーローはかわいい。 けど、ヒロインの魅力が良く分からなかったり、それぞれの設定(冷静で有能とか)と実態がかみ合ってなくてはまれなかった。 結婚式を挙げるきかっけになったヒロイン妹の話(悲しい絆)のヒーローも悶々としてそうで気になる。 ヒーロー兄の話「君主の誓い」は...

悶々としているヒーローはかわいい。 けど、ヒロインの魅力が良く分からなかったり、それぞれの設定(冷静で有能とか)と実態がかみ合ってなくてはまれなかった。 結婚式を挙げるきかっけになったヒロイン妹の話(悲しい絆)のヒーローも悶々としてそうで気になる。 ヒーロー兄の話「君主の誓い」は黒川さんのコミカライズで見てて結構好きだったわ。

Posted byブクログ

2016/09/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

過去に出たデザイアシリーズの中から選ばれた傑作選。なるほどと思える面白さでした。 作品説明には、「砂漠のシークとの情熱的な恋」、「憧れの上司(ボス)との恋愛」、「愛なき結婚」と、読者が憧れ求める三要素が盛り込まれた作品という風に書かれていたと思います(一部、表現の相違や思い違いがある可能性大)。 ヒロインのリタは妹を故郷に呼び戻すために、偽装結婚を計画します。その相手、偽りの結婚の花婿は、何と勤務先の上司。彼はリタが長年、憧れて止まないボスであり、また砂漠の王国の第2王子でもありました。どうせ結婚式のことは彼に知らせてないのだから、彼が来るはずも知るはずもない―と思っていたら、何と、その新郎が式に現れました。 大いに狼狽えるリタに、彼は取引をしようと持ちかけます。 それは、「ビジネスのために協力して欲しい」というもので、更に「三週間だけ、ある取引を成立させるために僕と結婚すること」という内容でした。 ボスに恋していたリタは、三週間だけ夢を見るつもりで、その取引に応じるのですが―。 最後は、この手のお話の王道として、数々の試練や葛藤を乗り越えた二人が互いの気持ちを確認しあい、偽りの結婚が本物になるというところで終わります。 落としどころも王道で安心して読めますが、もうちょっと読者の期待を良い意味で裏切るような部分があっても良かったのかなと思いました。 個人的には、シークの兄である国王も何やらいわくありげな過去を持つ魅力的な男性なので、彼を主人公にし物語りも読んでみたい気がします。 

Posted byブクログ