走れ!児童相談所 の商品レビュー
児相に勤める児童福祉司さんが書いた本。 こんなに上手くいく?と思いながら読んでいたら、あとがきに、「上手くいかないケースの方が圧倒的に多い」と書いてあり納得した。 ただうまくいったケースは、人とつきあう上でも非常に参考になった。児相の仕事は本当に大変だと思う。コミュニケーション能...
児相に勤める児童福祉司さんが書いた本。 こんなに上手くいく?と思いながら読んでいたら、あとがきに、「上手くいかないケースの方が圧倒的に多い」と書いてあり納得した。 ただうまくいったケースは、人とつきあう上でも非常に参考になった。児相の仕事は本当に大変だと思う。コミュニケーション能力や情報収集力の高さに驚いた。 文章はもう少しな部分もあった。
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事務職ながら、児童相談所に異動することとなった主人公。 児童相談所の仕事を、こんなにもわかりやすく描いた本があることに驚きました。 書かれていることは全てフィクションですが、どれもこれも、ありそうなことばかり。 本当に、日本で起きていることなんですよね。 本書は児童相談所が、ケ...
事務職ながら、児童相談所に異動することとなった主人公。 児童相談所の仕事を、こんなにもわかりやすく描いた本があることに驚きました。 書かれていることは全てフィクションですが、どれもこれも、ありそうなことばかり。 本当に、日本で起きていることなんですよね。 本書は児童相談所が、ケースワーカーが何をしているのかを丁寧に描いてくれていますが、それだけじゃなく、福祉の現場で働く際に大切なこともたくさん盛り込まれていて、読んでいて胸が熱くなりました。 私もつい、目の前のことに気を囚われてしまいますが、表面に現れてきている現象だけに囚われず、どうしてその現象が引き起こされたのか、に目を向け、環境を改善することが大事ですね。 私たち支援者が行うのは、正論を諭すことではなく、本人が変わろうと思えるように支援をすること。 常に肝に銘じておきたいと思ってます。 シリーズ第2段もでるかもしれないとのことで、とても楽しみにしています。漫画化されて、より多くの人に読んでもらえたりしたら素敵だなあと思いました。
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小説仕立てで、児童相談所ではどんな仕事が行われているのか、児童相談所のケースワーカーの方達がどんな気持ちで仕事をしているのかがよく理解できるようになっている。 著者は現役の公務員で児童福祉司だということなので、小説とはいえ、本書の内容はある程度実態に即したものなのだと思う。自分の...
小説仕立てで、児童相談所ではどんな仕事が行われているのか、児童相談所のケースワーカーの方達がどんな気持ちで仕事をしているのかがよく理解できるようになっている。 著者は現役の公務員で児童福祉司だということなので、小説とはいえ、本書の内容はある程度実態に即したものなのだと思う。自分の知らないところでこのように子供たちが苦しんでいる世界があるということに愕然とするとともに、児童相談所でのケースワーカーという仕事の責任の重さとその反面のやりがいを感じることができた。
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児童相談所の新人ケースワーカーのお話。 児相のできること、ケースワーカーの視点、関わり方、大切にしていることなど、「物語」という形を通してまっすぐに伝わってきました。 すべてがこの物語のようにうまくいくわけではないだろうけれど、基本線としてとてもよく理解できるお話でした。 ...
児童相談所の新人ケースワーカーのお話。 児相のできること、ケースワーカーの視点、関わり方、大切にしていることなど、「物語」という形を通してまっすぐに伝わってきました。 すべてがこの物語のようにうまくいくわけではないだろうけれど、基本線としてとてもよく理解できるお話でした。 本の帯にも書かれているように、子どもにかかわるすべての職種の方に手にとっていただきたい内容の一冊です。
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