マスラオ礼賛 の商品レビュー
ヤマザキマリさんは狭い所でコツコツ真面目に平和に暮らしている私を開放してくれる。私は私として満足だけど時々マリさんに会いたくなる。
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若い頃から海外生活。油絵を描き、漫画家に。外部社会との接触は意外に疎いとのことです。1967年生まれ、ヤマザキマリさん。男性に求めるのは強さや責任感ではなく、無邪気さだそうです。「マスラオ礼賛」、2016.8発行。家族を含む実在人物、TVやアニメのキャラクター、映画の登場人物など25人のマスラオについて。私が知っているのは5人。チェ・ゲバラ(キューバの革命家)、水木しげる(漫画家)、サンドロ・ボッティチェリ(伊の画家)、空海(真言宗の開祖)、マルチェッロ・マストロヤンニ(伊の俳優)。
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独特な表現と角度から彼女の”好き”な男性について語っている。テルマエロマエの編集長にスポットライト当てているのは、正直社内政治感が拭えず、非常につまらない。本の価値を落としていると思う。 それ以外は、水木しげる、阿部公房のエピソードなどとても深い考察で面白い
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「工作ばっかりやって社会への適応も容易ではないだろうし、大金持ちで物好きのパトロン女と一緒にでもならない限り、野垂れ死には免れないはずだ。 女とは基本的に寡黙で孤独で寂しがり屋な有能男に弱い。 そう、たとえどんなに社会とはマッチングできなくても、ノッポさんは万能の人なのである。」 紹介される男性達がマイナーだったりで正直あまり共感できなかったが、ノッポさんとトムジェリのトムを男として分析するというだけで満足なぐらい面白すぎた。 ノッポさんの見方が変わってしまう。笑
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アニメの「トムとジェリー」や、「母を訪ねて三千里」、NHK教育TVの「できるかな」まで様々なテーマで「男」というものを解きほぐしてくれる本です。
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ヤマザキマリさんが礼賛する男たちとは誰なのか。 ハドリアヌス帝、安部公房、十八代目中村勘三郎、ノッポさん、チェ・ゲバラ、水木、・ウザーラ山下達郎、奥村編集長、とり・みき、イタリア男、空海、山下達郎、マンレイ・ガリンシャ、戸田得四郎(マリさんの祖父)・・・等々。そこになんと、表紙の...
ヤマザキマリさんが礼賛する男たちとは誰なのか。 ハドリアヌス帝、安部公房、十八代目中村勘三郎、ノッポさん、チェ・ゲバラ、水木、・ウザーラ山下達郎、奥村編集長、とり・みき、イタリア男、空海、山下達郎、マンレイ・ガリンシャ、戸田得四郎(マリさんの祖父)・・・等々。そこになんと、表紙のトム(アニメの猫)まで含まれる。(このトムはマリさんの手作り)一番興味深かったのは、やはりマリさんの祖父について書かれていたこと。こんなルーツがあって、今のマリさんがあるのか。
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ヤマザキ先生は そんな変人で扱いにくい でも 奥行きの深さと幅の広さのある男性たちを 熱く愛しく 思い入れたっぷりに書いてくれてます まったく馴染みのないローマ皇帝まで 素敵に思えてきますが でもやっぱり 私はジェリー派なので 趣味が合わないですね
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2017.4.15市立図書館 ヤマザキマリさんにとってのマスラオ(=いい男)を紹介していく一冊。例のハドリアヌス帝からご自身の祖父、ねこのトムや母を訪ねてのマルコ少年まで古今東西のさまざまなマスラオが登場する中で、私自身これまであまり関心がなかったけれどちょっと興味が出てきたのは...
2017.4.15市立図書館 ヤマザキマリさんにとってのマスラオ(=いい男)を紹介していく一冊。例のハドリアヌス帝からご自身の祖父、ねこのトムや母を訪ねてのマルコ少年まで古今東西のさまざまなマスラオが登場する中で、私自身これまであまり関心がなかったけれどちょっと興味が出てきたのはスティーブ・ジョブズとチェ・ゲバラそれにガリンシャ。ジョブズについては山﨑さんのご子息同様わがやのぼーずもアップルファンなので、ちゃんと人物を見とこうかな、とりあえず山﨑さんの手がけたコミックかな?
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26人の男性と1匹のオスについて語りながら、男性観が軽妙に、時に、思索的に語られます。女は現実的だから社会基盤を維持している、でも、それだけじゃ文明は生まれない。男はしがらみを超えて、少年の心を失わず面白いことして欲しい。男性に向ける視線は母親のような包容力を感じます。好きな話は...
26人の男性と1匹のオスについて語りながら、男性観が軽妙に、時に、思索的に語られます。女は現実的だから社会基盤を維持している、でも、それだけじゃ文明は生まれない。男はしがらみを超えて、少年の心を失わず面白いことして欲しい。男性に向ける視線は母親のような包容力を感じます。好きな話は“戸田得志郎”と“トム”で、“セルジオとピエロ”の話は切ない。草食系が多いといわれる今の日本男子、ヤマザキさんには食い足りないかなぁ。
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