昭和元禄落語心中(10) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
八代目、うまいこと逝きゃあがったなぁ。 いっそ自分もろとも落語の息の根を止めてやろう…という題意もあったようだけど、先に逝った人たちも後に続く者たちも、よってたかってそれを許さなかった。芸に身を削ったこと、誰も放っといてくれなかったことが、桜の季節の救いにつながっていったよう。佳い物語に出会えた。ご馳走さまでした。
Posted by
終わった。ついに終わってしまった。何代にも渡る人々の人生を通して、ここまでの完結が待っているとはさすがに思いもしなかった。与太郎の最後の死神は震えた。 信之助の父親はまぁ、だろうなぁという感じだったが、それで良かったのかもしれない。
Posted by
この漫画の主人公は結局のところ、八雲師匠(菊さん)だったんですね!笑 というくらい、菊さんあってのお話でしたね。 小夏さんについても賛否両論あるかと思いますが、昭和の時代なんで…そんなもんかなという気がしています。 「苦しくて辛くて若いってめんどうね。一生戻りたくないわぁ。」...
この漫画の主人公は結局のところ、八雲師匠(菊さん)だったんですね!笑 というくらい、菊さんあってのお話でしたね。 小夏さんについても賛否両論あるかと思いますが、昭和の時代なんで…そんなもんかなという気がしています。 「苦しくて辛くて若いってめんどうね。一生戻りたくないわぁ。」の老いた小夏さんのセリフも素敵だと思いました。
Posted by
大花火打ち上げたな!すごいな! 天パ眼鏡、サイコー(意味深)。 賛否あるとは思う。昭和。落語という芸の世界。これ以上のドラマチックなエンディングなんかない!清廉潔白なんてクソだ。作者の勇気にふるえろ!! 商業デビューからおってる作者さんという、勝手な思い入れもあって、こみ上げる塊...
大花火打ち上げたな!すごいな! 天パ眼鏡、サイコー(意味深)。 賛否あるとは思う。昭和。落語という芸の世界。これ以上のドラマチックなエンディングなんかない!清廉潔白なんてクソだ。作者の勇気にふるえろ!! 商業デビューからおってる作者さんという、勝手な思い入れもあって、こみ上げる塊がでかすぎる。
Posted by
菊さんが人生を、自分の落語を全うできて本当に良かった〜と心の底から思ってます。与太ちゃんはみんなを繋いでくれて、立派な噺家さんになって、小夏も幸せにしてくれて。信ちゃんマジでイケメンだし、初天神の描写は鳥肌モノ。松田さんの最後の涙は抱きしめたくなる。そしてラストの寿限無〜!信ちゃ...
菊さんが人生を、自分の落語を全うできて本当に良かった〜と心の底から思ってます。与太ちゃんはみんなを繋いでくれて、立派な噺家さんになって、小夏も幸せにしてくれて。信ちゃんマジでイケメンだし、初天神の描写は鳥肌モノ。松田さんの最後の涙は抱きしめたくなる。そしてラストの寿限無〜!信ちゃん見つけたときのあの笑顔〜!こんな素敵な作品をつくってくれて本当にありがとうと作者の方に伝えたい…!そして最終話載ってたITAN買った後、その前の数話も我慢しきれず電子書籍で購入して数十回読んだのにも関わらず、こんな大げさなレビューが書ける自分が恐ろしい!
Posted by
うっかり朝の電車で読んでしまった。 大団円の一言で片付けるには余りにも勿体なくて、良い言葉を見つけられないけれど。 この漫画に出会えてよかったなぁと思いながら、参考文献ページまで拝読した。 良い漫画でした。
Posted by
ヒィイィぃぃ!!!ゾッとする最終巻。感想としてはおかしいかもしれないけど、面白かった。楽しいことばかりじゃない、けれども幸せな結末。次回作が楽しみです。
Posted by