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女子的生活 の商品レビュー

3.8

128件のお客様レビュー

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    16

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/09/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯とタイトルを見て違和感を覚え、そのまま読み進めること数分。 あぁ、それね。っていう。 主人公が女の子(特にかおりやゆい)と色んなこと喋ったり なんだりしてる場面は面白くて好き。 でも最後の終着点が私には謎すぎて???ってなってしまった。 読了後、同作品を読んだ人と話していて、 「あんた青春もの嫌いだもんね」という一言で、納得。 この作品の場合は好き嫌いじゃなくて、 理解できる出来ないの問題でしたが。 主人公のキャラクターや考え方、中盤までのストーリーは web小説で私がよく読むような感じで、かなり好き。 せっかくの坂木作品、 自分個人の問題で最後まで楽しく読めなかったのが、残念でした。

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2016/09/14

女性の格好をすることが好きだけど、心は「男子」のミキの日常を描く。かなり早い段階から、カミングアウトしちゃってるけど、ミキの周辺はなぜか、理解のある人ばかり・・・トランスジェンダーで悩むどころか、自由奔放で、逆に女性特有のマウンティングとかをざっくり切り捨てたりして、痛快な作品。...

女性の格好をすることが好きだけど、心は「男子」のミキの日常を描く。かなり早い段階から、カミングアウトしちゃってるけど、ミキの周辺はなぜか、理解のある人ばかり・・・トランスジェンダーで悩むどころか、自由奔放で、逆に女性特有のマウンティングとかをざっくり切り捨てたりして、痛快な作品。何より、自分に正直に生きているミキにとても共感が持てる。ただ、せっかくの坂木司の作品。もう少し、「謎」が欲しかった。

Posted byブクログ

2016/09/11

自分が自分であることに胸を張って生きられる人間はほとんどいないと思う。みきが素敵に見えるのは、それがたとえかっこつけであっても自分に正直だからなんだろうなと思う。 闘う人の物語が書きたかったというあとがきに思わず中島みゆきの「ファイト」が聞こえるような気がした私です。 世間を渡っ...

自分が自分であることに胸を張って生きられる人間はほとんどいないと思う。みきが素敵に見えるのは、それがたとえかっこつけであっても自分に正直だからなんだろうなと思う。 闘う人の物語が書きたかったというあとがきに思わず中島みゆきの「ファイト」が聞こえるような気がした私です。 世間を渡っていくのに、男も、女も、関係ない。そこにあるのは自分だけ、だから自分を磨いて社会に立ち向かっていく。うん、かっこいい!

Posted byブクログ

2016/09/09

テキスタイルデザイナーさんやそのお母さん、ケンイチさんとかいやーな人がおもしろかった。そこをもっと読みたい。

Posted byブクログ

2016/09/09

そういう展開なんだろうなぁ~早々にカミングアウト。 笑えるし、話題性もあるし都会的。 好きな生き方を選んでしている人だってそれぞれに悩みはあるし、日々戦っているんだね。

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2016/09/09

タイトルがミスリードで帯が伏線? そこ含めて装丁全体が好き。 内容も、程よくイラつくことと じんわり心地よい事との波状攻撃の中 ガツガツ突っきってく主人公は愛すべきタフレディ 相棒は、のんびりマイペースで人を見る目あるダメ男 山ばかり谷ばかりではない人生を垣間見せてもらった。 ...

タイトルがミスリードで帯が伏線? そこ含めて装丁全体が好き。 内容も、程よくイラつくことと じんわり心地よい事との波状攻撃の中 ガツガツ突っきってく主人公は愛すべきタフレディ 相棒は、のんびりマイペースで人を見る目あるダメ男 山ばかり谷ばかりではない人生を垣間見せてもらった。 クライマックスでの彼の振る舞いと、主人公の心情が良かった。 同居人として最適だから、これからも仲良くしていて欲しいな。

Posted byブクログ

2016/08/31

おそらく、以前アンソロジーに含まれた作品だと思う。 その時から、そして今回読み始めは、みきのキャラクターがちょっと苦手だった。 そして、あるシーンを読んで、苦手意識が増えて、好きな作家さんの作品だけれど、挫折してしまうかもと思ってました。 みきの学生時代のエピソードが出てくる...

おそらく、以前アンソロジーに含まれた作品だと思う。 その時から、そして今回読み始めは、みきのキャラクターがちょっと苦手だった。 そして、あるシーンを読んで、苦手意識が増えて、好きな作家さんの作品だけれど、挫折してしまうかもと思ってました。 みきの学生時代のエピソードが出てくるが、みきが自分の気持ちに正直に生きようとした、その結果、たくましく成長していったのだということに気づいてから、ページをめくるたびにみきを応援するようになりました。 自分の気持ちに正直に努力してがんばる。たくましくなる、そんな生き方、素敵だなと思うし、自分もたくましくなりたいなと思う1冊でした。 後藤がいい味出してた そして、かおりのプロファイリングもみきの観察力もゆいの本音も的を得ていてすごい。 同性だけれど、世の中の女子の努力を見て、見習わねばと思ったのも事実かな。 あとがきの著者の言葉が素敵でした。

Posted byブクログ

2016/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

メディア予約 小川幹男、みき。 女装してかわいい女の子と一緒につるみたい。ルームメイトが出て行ってしまった直後、同級生の後藤が転がり込んでくる。 P179 私たち家族は、ただ、ぼんやりと関係を薄めたまま平行線のように生きることを選んだ。 本の中で一番好きなセリフ。娘として、母親とこんな距離感で生きたい。

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