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勝ち過ぎた監督 の商品レビュー

4.4

16件のお客様レビュー

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2020/07/27

マー君は自分で来たのか!◆北海道の人口が500万で、東北の下手な県の倍あるんだなぁ。◆◆香田監督のパワーに感服。

Posted byブクログ

2017/05/24

[常勝の業]2004年と05年に夏の甲子園2連覇という偉業を成し遂げた駒大苫小牧高校。その監督として祭り上げられた香田誉士史の栄光と挫折,そして偉業の裏に隠された濃密すぎるドラマに迫った作品です。著者は,『甲子園が割れた日』でミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞した中村計。 ...

[常勝の業]2004年と05年に夏の甲子園2連覇という偉業を成し遂げた駒大苫小牧高校。その監督として祭り上げられた香田誉士史の栄光と挫折,そして偉業の裏に隠された濃密すぎるドラマに迫った作品です。著者は,『甲子園が割れた日』でミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞した中村計。 完璧。ジェットコースターのように上下する駒大苫小牧と香田監督の運命に,読んでいるこちら側の気持ちもぐわんぐわん揺さぶられました。抑えながらも熱がしっかりと感じられる中村氏の筆もお見事の一言。観る甲子園も素晴らしいものですが,読む甲子園というのもこれまた乙なものです。 〜駒大苫小牧は,要は勝ち過ぎたのだ。〜 絶賛が集まる理由がよくわかる☆5つ

Posted byブクログ

2017/02/02

何となく絶対エースの田中将大がいたから夏連覇、準優勝ができたという認識しかなかった。 そうではなく香田監督が種を蒔き咲かせたストーリーが良く分かった。そして栄光の後の哀しい結末も。 いつの日か香田が高校野球の監督に戻ってくる日が来るのだろうか。

Posted byブクログ

2016/11/15

なぜ駒沢苫小牧があれほど強かったのか、なぜあれほど不祥事が続出したのか、そしてなぜ監督はあんなにあっさり辞めたのかがようやく腑に落ちた。第一級のドキュメンタリーだった。

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2016/10/16

駒大苫小牧 田中投手と早稲田実業 斎藤投手が投げ合い再試合となった2006年夏の甲子園決勝。多くの人の記憶に残るこの試合が、実は駒大苫小牧が夏の甲子園3連覇達成を賭けた舞台であったことを記憶している人は少ないかもしれません。それまで北海道勢が夏の甲子園で優勝するなど想像もできない...

駒大苫小牧 田中投手と早稲田実業 斎藤投手が投げ合い再試合となった2006年夏の甲子園決勝。多くの人の記憶に残るこの試合が、実は駒大苫小牧が夏の甲子園3連覇達成を賭けた舞台であったことを記憶している人は少ないかもしれません。それまで北海道勢が夏の甲子園で優勝するなど想像もできない偉業であったのに、夏の甲子園連覇、そして3連覇に限りなく近づいたのがあの試合でした。この時、監督として指揮を執っていたのが本書の主人公、香田誉士史氏です。 弱小高校であった駒大苫小牧に赴任後、様々な試練を乗り越えて甲子園出場を果たし、そして連覇。しかしその直後に不祥事が発覚し、マスコミの手のひらを返したような対応に、精神的に追い詰められて、そしてあの2006年決勝の翌年、同校を去ります。そのジェットコースターのような数年間を丹念に取材し、香田氏がいかに大きな葛藤を抱えつつ過ごされていたのかを描き出した長編ノンフィクションの名作です。田中投手の存在だけにスポットライトが当たりがちな”あの試合”にこんな濃密なドラマがあったとは。単行本400ページを超える大作ですが、スポーツノンフィクションが好きな方なら、是非一読をお勧めします。

Posted byブクログ

2016/08/16

あの夏の感動が思い出されます。本当に北海道は沸きに沸きましたから。 しかしその中でも香田監督の多くの苦労があり、そして選手たちも大会ごとに大きな波に翻弄されています。 優勝そして連覇は監督一人の力だけで成しえるものでもないしマー君のみの力で成しえたものでもないということ。他の都府...

あの夏の感動が思い出されます。本当に北海道は沸きに沸きましたから。 しかしその中でも香田監督の多くの苦労があり、そして選手たちも大会ごとに大きな波に翻弄されています。 優勝そして連覇は監督一人の力だけで成しえるものでもないしマー君のみの力で成しえたものでもないということ。他の都府県であれば更に苦労も多いでことなのでしょうね。 様々な甲子園ネタの本もたくさんありますがやはり地元ネタはあっという間に読んでしまいます。 野球を通して物事に対する考え方など勉強になります。

Posted byブクログ