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ヤクザライフ の商品レビュー

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2017/05/09

「これからどうなるんでしようね、ヤクザ」 「まぁ、壊滅でしょうね。ただ、思想だけは残ると思いますけどね。侍がいなくなっても武士道は残っているでしょ。そんな感じで、『ヤクザ道』、『任侠道』みたいな」 喜怒哀楽が激しく、社会通念さえ別にすれば、かえって付き合いやすかったりするヤク...

「これからどうなるんでしようね、ヤクザ」 「まぁ、壊滅でしょうね。ただ、思想だけは残ると思いますけどね。侍がいなくなっても武士道は残っているでしょ。そんな感じで、『ヤクザ道』、『任侠道』みたいな」 喜怒哀楽が激しく、社会通念さえ別にすれば、かえって付き合いやすかったりするヤクザたち。そうでもない人も沢山出てくるが。ヤクザを通して人生って何だと考えさせられた。

Posted byブクログ

2018/11/11

取材対象者への懐の入り方、経験の豊富さは確かに著者の資産だろう。 先達である溝口敦、組織論を展開する鈴木智彦に比べて、ヤクザという”生態”に興味を絞っているのも特質だ。 だが、こいつはダメだ。人として肌に合わない。 ハードな現実を茶化すことで、茶化す自分を飾り立てる、吉田豪的な...

取材対象者への懐の入り方、経験の豊富さは確かに著者の資産だろう。 先達である溝口敦、組織論を展開する鈴木智彦に比べて、ヤクザという”生態”に興味を絞っているのも特質だ。 だが、こいつはダメだ。人として肌に合わない。 ハードな現実を茶化すことで、茶化す自分を飾り立てる、吉田豪的な時代遅れの自己顕示欲。そのすべてのギャグが寒く、ノイズになる。​文章はどこまでもワンパターン。ヤクザはなぜか敬語で全員笑い方はガーハッハ(ここも吉田豪っぽい)。だから個性が全く見えない。同じ人物のエピソードにしてもいいくらい。 端的に、この上野という著者の人間性と知性の問題だろう。 まったく書けていないよ、ヤクザライフを。お前の下品さだけが見えてくる。 しかし。ヤクザ系のライターはみんな文章が下手だ。てにをは、論理展開から下手だ。 心とセンスあるライターがいれば、すぐにスターになれる世界だな。

Posted byブクログ