ユリイカ 詩と批評(2016年8月号) の商品レビュー
流し読み。 穂村さんが対談で紹介している谷川俊太郎の短歌がレアでありながらナイス。短歌のリズムが嫌いなのに寺山修司に無理やり作らされたという。 枝枝も私もハイドンも時の白紙に刷られる版画 午後4時の机の上に匙がある嬰児の声が庭に聞こえる 詩のような、陶酔のない、さらっとし...
流し読み。 穂村さんが対談で紹介している谷川俊太郎の短歌がレアでありながらナイス。短歌のリズムが嫌いなのに寺山修司に無理やり作らされたという。 枝枝も私もハイドンも時の白紙に刷られる版画 午後4時の机の上に匙がある嬰児の声が庭に聞こえる 詩のような、陶酔のない、さらっとした句。
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短歌のささやかな日常感とか、定型を考えるとこれしかないという神の手みたいなものを面白がる歌人の感覚、詩のブレと短歌のブレなさ、背景にある人によって変わる印象、、穂村弘と最果タヒの対談が面白かった。 尾崎世界観とか壇蜜とかの短歌があってびびる。 読んでみたいひと歌集もちらほら。 い...
短歌のささやかな日常感とか、定型を考えるとこれしかないという神の手みたいなものを面白がる歌人の感覚、詩のブレと短歌のブレなさ、背景にある人によって変わる印象、、穂村弘と最果タヒの対談が面白かった。 尾崎世界観とか壇蜜とかの短歌があってびびる。 読んでみたいひと歌集もちらほら。 いろんな短歌の考え方や、それぞれの立場からの考察、様々な時代や人・手法の短歌など、多方面から考えることができて面白かった。 短歌は小説とかに比べてまだよくわからないところも多い形態だけど興味はある…みたいな感じだったので、ちょうど良かったのかな。
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