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僕等の夜は嘘吐き の商品レビュー

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2019/08/10

表題作は、嘘つきでだらしないトモエ×優しい愛妻家のミフネ。二人がつく多くの嘘と、そこに僅かに紛れた本当のこと。 他、同級生、兄弟、高校生×リーマン(同僚女性視点)、人外犬×人間、兄弟(義理の妹になった幼馴染視点)、三年後に地球滅亡が控える世界のとある学生たちのss、の計七本の短編...

表題作は、嘘つきでだらしないトモエ×優しい愛妻家のミフネ。二人がつく多くの嘘と、そこに僅かに紛れた本当のこと。 他、同級生、兄弟、高校生×リーマン(同僚女性視点)、人外犬×人間、兄弟(義理の妹になった幼馴染視点)、三年後に地球滅亡が控える世界のとある学生たちのss、の計七本の短編集。同人誌からの商業化作品。 どの話も好みの雰囲気で好きなのですが、唯一、あとがきを読んでしても『夜宮くんの犬』だけがはっきりとしなかったのが心残りです。 誰が何なのかは端的にあとがきに書かれていますが、夜宮くんが何者で犬との詳細な関係と、犬がどうしてそこまでの何をやらかしたのかが想像はしても理解が難しい……も少し詳しく……と思いました。 コーサカくんはあの段階では下心云々どころかまだ意識も差ほどなかったと思うんですが(ただの気になるクラスメイト程度で)、そうだとしても犬の嫉妬にしては過剰そうな、あの空白の時間に何が? そこまで気にすることはないものなのかも知れませんが、コーサカくん一つも悪くなくない? と思ってしまい気になります。 それだけでいえば★2でもいいくらいにはすっきりしません。

Posted byブクログ