錠前破り、銀太 の商品レビュー
蕎麦屋、「恵比寿蕎麦」の亭主、銀太と弟の秀太、 そして幼馴染で吟味方与力助役である貫三郎のコンビが、 この物語の要。 三人が、辻斬り、そして質屋への押し込み事件に 巻き込まれていく。 銀太は、実は、今は足を洗っているが、錠前破りの 盗人で、亡き女房も、盗人だったという。 設...
蕎麦屋、「恵比寿蕎麦」の亭主、銀太と弟の秀太、 そして幼馴染で吟味方与力助役である貫三郎のコンビが、 この物語の要。 三人が、辻斬り、そして質屋への押し込み事件に 巻き込まれていく。 銀太は、実は、今は足を洗っているが、錠前破りの 盗人で、亡き女房も、盗人だったという。 設定が、なかなか興味深く、さらに、コンビのやり取りや キャラ付けも面白い。 貫三郎は、子どもの頃から泣き虫で、それは、今でも あまり変わらずに、すぐめそめそするのだが、 少々、行き過ぎの感もある。 先に読んでしまったのだが、女錠前師、緋名が 登場するのも、シリーズのリンクで面白い。 緋名だけでなく、猫のお福、そして、きっと隠密回りの 康三郎も、登場しそうな勢い。 まあ、それも、話がふくらんで面白いだろう。
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蕎麦屋を営む銀太、秀次の兄弟と、北町奉行所・ 吟味方与力助役の貫三郎は幼馴染。吟味で 腑に落ちないことがあると、貫三郎は身分を 隠して2人に知恵を借りに来る。そんな3人が 江戸中を騒がす連続辻斬り事件に巻き込まれ…。
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タイトルから盗人が主人公と思ったら茹ですぎの蕎麦屋の主人だった。他シリーズの錠前師が猫とともに登場。そちらも気になる。
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蕎麦屋を営む銀太、秀次の兄弟と、幼なじみの貫三郎の三人組が主人公。三人の人物像は、まだまだこれから掘り下げられそう。特に泣き虫の貫三郎は、もっと掘り下げてもらいたい。 作者の小説は、いつも、着物などの色彩が目に見える様で、食べ物もおいしそうだ。
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シリーズになりそうな終わり方。 「女錠前師謎とき帖」の緋名がかなり重要な役柄で特別出演(?) 次巻は、森田座の濱次が登場したりして?!
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「女錠前師」や「お役者双六」シリーズのリンクがあって懐かしく楽しく読めました。黒幕の正体がまだ掴めていないので、この銀太も新しくシリーズ化するのでしょう。猫の大福にまた会えるのも楽しみではありますが、あまり手を広げ過ぎずに未完のシリーズも早く決着つけて欲しいところです。
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鮮やかな謎解きに惚れ惚れする、傑作時代ミステリー 蕎麦屋を営む銀太、秀次の兄弟と、北町奉行所に勤める貫三郎は幼馴染。吟味で腑に落ちないことがあると、貫三郎は身分を隠して二人に知恵を借りに来る。そんな三人が、江戸中を騒がす連続辻斬り事件の渦中に。
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