大間違いのアメリカ合衆国 の商品レビュー
相変わらずバッサバッサと。 アメリカという国になんとなく抱いていたものを、字にしてもらった感じ。日本の政権との関わりはよくわからないけども。そこも勉強したほうがいいのかもしれない。 面白いな。
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トランプが勝利した時期、ちょうどいい本に出合いました(笑)。 気に入ったところを一部紹介。 ・史料の選び方が示威的で、史料を写しているだけの学生の卒論のようなものが日本で一番の研究になっているのが日本の歴史学界の実態です。 他にも、史料の偏りが著しく、多角的に史料批判するという概...
トランプが勝利した時期、ちょうどいい本に出合いました(笑)。 気に入ったところを一部紹介。 ・史料の選び方が示威的で、史料を写しているだけの学生の卒論のようなものが日本で一番の研究になっているのが日本の歴史学界の実態です。 他にも、史料の偏りが著しく、多角的に史料批判するという概念が欠けているひどい本がたくさんあります。 史料のクロスチェックをしないものは、読書感想文であって、論文ではありません。<略>読書感想文を書いている人が有名大学の権威になっているのですから、頭をかかえるしかありません(笑) ☆次に 「これくらいは知っておきたいアメリカのこと」から ・どちらが正しいのか、あるいは他に解があるのか、ニュースを聞いて今の現象だけを見ていたら、いずれも部分的に正しいと言えます。 しかし、物事を見るとき、今を点で見るより過去からの流れで見た方が、より豊かに見えると思います。 未来が見えない、だからこそ過去を振り返りながら、今の自分はどの立ち位置にいるのかを考えてほしいのです。 というようなことでしたが、アメリカという国の出自をしっかり振り返り、植民地時代からイギリスからの脱皮、当時の西洋列国での立ち位置、保守、共和、民主の原点などなど、薄っぺらなステレオタイプの情報に我々が如何に毒されているか勉強になりました(笑)。
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織田信長の時代で止まっている国、アメリカの歴代大統領の通信簿。 1位はフォード。唯一、選挙を経ていない人徳。 2位はレーガン。世界秩序への貢献。 3位はワシントン。
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アメリカ合衆国の歴史と、それに対する日本について記述した一冊。 「アメリカと日本の歴史は『友好、衝突、隷属』」に尽きる」なんてのは今更だけど、それを丹念に分析してる。 特に最後の歴代大統領の通信簿なんてのは、非常に面白かった。
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