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くましろくろ(1) の商品レビュー

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2016/10/17

私の、拙さの方が目立ってしまっている、この感想を読んでくれている方に、しぞ~か県人がどれほどいるのかは存じ上げないが、もし、静岡にお住まい、もしくは、実家があるなら、ぜひ、この『くましろくろ』を読んでいただきたい 隠すと感想が書けないので、いっそネタバレしてしまうが、このシュール...

私の、拙さの方が目立ってしまっている、この感想を読んでくれている方に、しぞ~か県人がどれほどいるのかは存じ上げないが、もし、静岡にお住まい、もしくは、実家があるなら、ぜひ、この『くましろくろ』を読んでいただきたい 隠すと感想が書けないので、いっそネタバレしてしまうが、このシュールなアニマルコメディ漫画の舞台は、徳川家康のお膝元たる静岡である!! 相も変わらず、表紙買いしてしまったので、その真実に開いて、すぐに気付いた時は腰が抜けかけた。右ストレートが来ると思ったら、左のアッパーを、もろにチンへぶち込まれた気分だ パッと見こそ、ヒガアロハ先生の『しろくまカフェ』の二番煎じと思われそうだが、こちらの方が庶民感は強く、『しろくまカフェ』の武器とも言えるドラマも負けちゃいない。ぜひ、(2)の帯は、ヒガアロハ先生に推薦コメントを描いて欲しいもんだ。もしくは、『鬼灯の冷徹』(江口夏実)に名物キャラたる春一さんに!! この『くましろくろ』に漂う、静岡の気候にも似た、丁度良さげな温かい日常ほのぼの感を支えているのは、何と言っても、下手うまな絵 動物がキャラクターのコメディに、よく合っている。こういう、自分の描きたいストーリーにマッチした絵柄をちゃんと掴んでいる作家は高評価に値する 前作『天体戦士サンレッド』は名前こそ聞いた事はあるも、読む機会に恵まれなかった。これを機に読んでみたくなった どの話も大いに笑え、ホッとできるものばかりだが、個人的に好きなのは、PANDA:20だ。散々、静岡を舞台にしてくれていて嬉しい、と言っておきながら、静岡っぽさは少ないじゃん、それに、くまがメインでもないね、と言われたら「アイタタ」と、ありきたりなリアクションしか出来ないが、ややウザったいのだが、人間的に良く出来ている村本さんに好感を持ってしまったので、勘弁いただきたい この台詞を引用に選んだのは、数秒ばかり悩んだのちに、「一理あるな」と納得できるだけの説得力があったりなかったりするからだ。熊が教師論をブるって状況も奇異だが、ノリの良さが大事ってのは同意できる。正直なとこ、私にゃいねぇんだよなぁ、記憶に残ってくれた先生が

Posted byブクログ