友の墓の上で の商品レビュー
「友の墓の上で」 彼が話していた内容は。 何かしらの欠点は人である限りあるだろうが器量がいいように見せかけることが出来るというのは最初に好印象を与えれば与える程、相手の落胆が酷くなる事に気付いてからは生きづらかったろうな。 「人のふり見て……」 彼女を犯人に仕立てあげたのは。 ...
「友の墓の上で」 彼が話していた内容は。 何かしらの欠点は人である限りあるだろうが器量がいいように見せかけることが出来るというのは最初に好印象を与えれば与える程、相手の落胆が酷くなる事に気付いてからは生きづらかったろうな。 「人のふり見て……」 彼女を犯人に仕立てあげたのは。 それだけのお金が入った財布を無くしたうえに直ぐに探しに来ないという点に誰も疑問に思わなかったのだろうかと思うと同時に何故彼女が不満を言わなかっただけで給料が一人多いと勝手な解釈をしたのだろう。 「乙女の祈りは永遠に」 一番大切な形見は常に傍に居てくれた人に。 自分の子達がここまで醜い争いをする中、相手の事ばかり思いやる彼女が大切で一番の形見に守護霊の様に取り付いているのか分からないが彼女の幸せを一番にいるんだろうな。 「地の果てに行く」 意地を張り断った結果。 もし話に同意していようが彼と彼女の関係がある限りいつかはこうなる運命だったのかもしれないが、一度離れた事により再出発が出来るかもしれないと考えると良かったのかもしれないな。 「殺意がひとり歩きする」 どうしても人を殺してみたかった。 誰かを護る為にやむを得ない場合の発砲は流石に仕方なかったと思えるかもしれないが、何もする様子なく偶然居合わせただけで尚且つ汚名まできせられて殺された人は気の毒すぎるな。 「夢は泡に溶けて」 殺された者の共通点は。 いくら自分の地位を誇示したいからといえ、出処のわからない高額な物を人に配るなどまず普通はしないだろうがそれ以前から裏で何かをしていたのであれば気にしないのかもしれないな。
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久々のバスガイドシリーズ。 相変わらず、スラスラ読めるので、あっという間に読み終わる。 ただ、なんだか、内容が薄い短編集になっている気がしてしまった。
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大好きなシリーズ、久々の新刊でわくわくして読んだのですが、内容薄っぺらくてがっかりしました。いつもこんなんだったっけ…?
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ホラー要素のあるこのシリーズでも赤川さんが描くとほっこりするラストになるので、安心して読むことができる。
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