オレンジの歴史 の商品レビュー
Twitterでみつけた食の図書館シリーズ。読むのが大変なくらいいっぱいあって嬉しい発見。 好きだけど輸入なのでそこまで歴史を意識したことがなかったので新鮮だった。特に原産が中国やインドだったなんて意外すぎる。カリフォルニアのイメージが強いから。 種類や産業、栽培、芸術にいたる...
Twitterでみつけた食の図書館シリーズ。読むのが大変なくらいいっぱいあって嬉しい発見。 好きだけど輸入なのでそこまで歴史を意識したことがなかったので新鮮だった。特に原産が中国やインドだったなんて意外すぎる。カリフォルニアのイメージが強いから。 種類や産業、栽培、芸術にいたるまで幅広くオレンジを知ることができる! 奴隷の話や健康プロパガンダで搾りたてオレンジがアメリカで多いこと。デコポンはアメリカではスモウと呼ばれてること。 温州みかんは中国から伝わった突然変異でカナダでクリスマスシーズンに食べられている。 ここもっと深掘りして知りたい。 あとがきも情報が濃密。はやく牡蠣が読みたい。
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☆原産は、中国雲南省と、その周辺 ☆ブラッドオレンジという17世紀生まれの突然変異。アントシアニン色素が含まれる。
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スーパーに行くと色鮮やかで目立つ果物と言えばオレンジ。そんなオレンジが手軽に食べられるようになったのは、そんな昔からではなかった。今に至るまでの道のりは果てしなく長い。 オレンジの歴史を紐解いていくと、いろいろな利用法、オレンジ産業のダークサイド、芸術におけるオレンジ、詩...
スーパーに行くと色鮮やかで目立つ果物と言えばオレンジ。そんなオレンジが手軽に食べられるようになったのは、そんな昔からではなかった。今に至るまでの道のりは果てしなく長い。 オレンジの歴史を紐解いていくと、いろいろな利用法、オレンジ産業のダークサイド、芸術におけるオレンジ、詩の中のオレンジなどいろいろな側面が出てくる。 オレンジという単語が英語に登場したのは、15世紀になってからとオックスフォード英語辞書に載っていると説明がなされている。著者は、料理用語の辞書を出版したマーク・モートンの言葉を引用している。16世紀以前は「殺風景な中世イギリスにオレンジ色と表現する必要のあるものはあまり多くなかった」というように、オレンジの色をあらわす単語の存在がなかった。 イギリスにオレンジ色が結びついてこないなあ。どちらかというとカリフォルニアがお似合いだ。きっと、あの企業の宣伝にマインドコントロールされているような気がする。気のせいだろうか。 あのマーマレードの起源は、古代に技術にあった。果物の皮や丸ごとシロップに漬けて保存していたそうだ。あのジェームズ。ボンドは、フランク・クーパー社のマーマレードで朝食を取る習慣があると知って、車と言い時計と言いボンドガールと言い、いろいろなこだわりがあるなあと思った。 アマゾンで調べてみたら「フランク・クーパー オリジナル オックスフォード マーマレード 454g 1,488円」で売っていました。
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