なぜ、マツコ・デラックスは言いたい放題でも人に好かれるのか? の商品レビュー
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本書は心理学者である著者内藤誼人によって執筆され、マツコデラックス氏が何故毒舌を吐きながらも多くの人に好かれるのかをマツコ氏の著書を引用しながら、心理学的観点から述べられている。 私が最も納得させられた点は、人付き合いは場数を増やすことで上手くなるという点であった。良い出会いを求めるため人付き合いを限定するような人に良い出会いが巡るわけがない。積極的に人付き合いを楽しんでみようと思わせる考えであった。
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マツコ・デラックスを題材に人間関係のうまいやり方を論じた本。読んで思ったのはマツコ・デラックスがいかにすごい人か。ということかな。謙虚で周囲への心配りができて、かつ人間関係の押しと引きが絶妙のバランスでできる人。筆者は人付き合いも他人の良い姿を真似して場数を踏めばいい。と言ってい...
マツコ・デラックスを題材に人間関係のうまいやり方を論じた本。読んで思ったのはマツコ・デラックスがいかにすごい人か。ということかな。謙虚で周囲への心配りができて、かつ人間関係の押しと引きが絶妙のバランスでできる人。筆者は人付き合いも他人の良い姿を真似して場数を踏めばいい。と言っているけれど、言うは易く行うは難し。だよなあと。何か一つ強みがあってそれを真似すればいいっていうんじゃなくて、弱みも強みに変えつつ、攻守のバランスもいい。ってその全部を真似しないといけないんだから。 まあ、世の中良い人ばかりではないことに過度に嘆かず、自分はそれなりに真っ当な人間として生きていけるようになればいいかな。
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最近私もマツコ・デラックスに注目している。何しろ、テレビで観ていて抜群に面白い。どうして面白いのか、別に分析する必要もないのだが、何かの参考になるかと思い、この本を手に取った。 結論から言えば、タイトルに言いたい放題と書いてあるけれども、実際はそれほど言いたい放題ではないと...
最近私もマツコ・デラックスに注目している。何しろ、テレビで観ていて抜群に面白い。どうして面白いのか、別に分析する必要もないのだが、何かの参考になるかと思い、この本を手に取った。 結論から言えば、タイトルに言いたい放題と書いてあるけれども、実際はそれほど言いたい放題ではないということ。計算しているのか自然と身に付いているのか、どちらにしても言いたい放題が言いたい放題にならない絶妙のバランス感覚をもっているのがマツコ・デラックスである。 詳しくは本書を読んでもらった方がよいが、私が印象に残ったのは、p.139〝どんなことを言うかよりも、「どんな気持ちで言うか」が重要である。〟よく私はそんなつもりで言ってないと言い訳をする人がいる。きっと本人が気が付いていないか気が付いていないふりをしているだけで、そういうつもりで言っているのだ。少なくとも相手にはそのニュアンスが伝わってしまっている。 この本の特徴は、その都度根拠となりそうな海外の論文が紹介されているところ。参考文献の紹介に8ページも割いている。個人的には、そういう論文を持ち出すまでもなく、筆者の指摘している内容は納得いくものばかりだ。逆に言えば、それほど目新しい指摘があるわけではないとも言えるかも知れない。 人間関係に興味のある方はぜひ読んでみると参考になる。
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これは全ての人に読んでもらいたい!マツコの名前で手に取った本だけど、人身掌握術を学ぶにはかなりわかりやすいし、タメになる。マツコも好きになる。人が人と関わるには何が大切かわかる!
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