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廉恥 の商品レビュー

3.6

26件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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  4. 2つ

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2026/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

殺害された女性はストーカー被害を受けていた。警察の責任を問われかねない中で、樋口たちは捜査を進めていく。時を同じくして、樋口の娘照美にも、脅迫メールを送信した疑惑が浮上する。照美のことが気掛かりだが、樋口は女性殺害事件に意識を集中する。当初はストーカーによる殺人だと思われていたが、捜査を進めるうちにその人物はシロだと判明する。さらに被害者はほかにもストーカー被害を訴えていただけでなく、痴漢被害者でもあった。特に痴漢については被疑者とされた男は断固として否認しており、一審で有罪となったものの再審請求までしていた。このことから樋口たちは、女性はストーカーや痴漢などの被害をでっち上げていたのではないかという疑惑を持つように。ストーカー問題に対処するため警察庁からやってきた女性キャリア小泉のアドバイスも参考にしつつ、事件の構図を考え直す捜査本部。もう一度事件現場を見直したことで、被害者と親しくしていた女友達が捜査線上に浮上する。 娘のことに気を揉みながらも、警察の威信を賭けて捜査に臨む樋口。控えめだが人の意見にしっかりと耳を傾ける樋口だからこそ、周囲の人間から信頼を集める。ゲストキャラクターも魅力的で、面白さが加速している。

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2025/01/24

今野敏さんにデビューです。樋口顕シリーズの三作目。 ストーカーからの殺人というありきたりの展開から始まり、痴漢や不倫を交えた女性にしかわかり得ない憎悪による殺人で決着する。 樋口ファミリーのお話も並行して描かれており、面白かったです。 リオからはじまるシリーズに触手が動きます。

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2024/08/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近はめっきり自分の本棚の中での割合が減ってきていたけれど、やっぱり警察小説、好きだわぁ。 そして今野敏、面白い。 樋口顕シリーズも面白い、と再確認の一冊。 刑事指導官の小泉さん、とってもいい味出していて好きかな♫ 長く中断していたこのシリーズ、復活後すでにもう3〜4冊の続編が刊行されている様なので、再登場にも期待♫ 物語は本の中頃から急加速し、後半は一気読み。 ★4つ、8ポイント。 2024.08.27.古 ※竜崎とはまた違った意味での“原則重視”な上に周囲の皆に気を遣いまくる樋口のキャラ造詣、とても好きだな。 ※シリーズ再開を機に前期3部作も書店に並んでるのをよく見かける様になったが、そのうちの“朱夏”だけが無いのは、なぜだろう?(巻末の既巻紹介も「リオ」と「ビート」だけしか乗ってないし…) ※ちょっと前に実写ドラマ化されてたよね…樋口役が内藤剛志ああんだったかと…う〜ん…「隠蔽捜査」もそうだったのだけれど、キャストのイメージが違い過ぎる… ※文庫巻末解説者がさらりと語った【安積班シリーズ前期が諸事情により中断された】の“諸事情”って何だろう…詳しい人いたら、コメントで教えて欲しいです。

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2023/11/12

警視庁捜査1課強行犯係・警部補・樋口顕。 シリーズ4作目。 周りの評価は高いが、自分に自信が持てない樋口。 世田谷のマンションの一室で若い女性の絞殺死体が発見される。 樋口は、現場を見て顔見知りの犯行との印象を抱くが、被害者が警察にストーカーの被害を訴えていたことが判明… ...

警視庁捜査1課強行犯係・警部補・樋口顕。 シリーズ4作目。 周りの評価は高いが、自分に自信が持てない樋口。 世田谷のマンションの一室で若い女性の絞殺死体が発見される。 樋口は、現場を見て顔見知りの犯行との印象を抱くが、被害者が警察にストーカーの被害を訴えていたことが判明… ストーカー殺人事件として、捜査は進んでいくが… 女性キャリア・刑事指導官・小泉蘭子の女性目線で捜査は… 初動捜査から⁇ そんな頑なに… 氏家からの被害者が痴漢被害でも訴えていた、という情報にも… なぜか、頑なにストーカー殺人事件として、捜査を進めようとする樋口。 最初から怪しいと思ってたんだよなぁ。 小泉蘭子、女性キャリア。 と、いうだけで、何か場違いなことをやらかすのかと思いきや、いたってまとも。 控えめに、自らの権限の中でできることをやる。 それでいて、的確な意見を。 また登場しそうな予感。

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2022/05/06

樋口シリーズ第四弾。 今回はストーカーにまつわる捜査。 前回は期待以上のものだったが、一転今回はありきたり。人間の起伏を読ませる小説のつもりが陳腐なものとなった。このシリーズは、作品ごとの出来映えが激しい。

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2022/02/17

表題の廉恥は聞きなれない言葉でした。調べてみると「心が清らかで、恥を知る心がつよいこと。」という意味でした。 今作は樋口顕一シリーズの第四作です。前作は星4評価をつけるくらい面白かったのですが、今作は少し物足りませんでした。 しかし、廉恥という言葉がタイトルになったのがよく分...

表題の廉恥は聞きなれない言葉でした。調べてみると「心が清らかで、恥を知る心がつよいこと。」という意味でした。 今作は樋口顕一シリーズの第四作です。前作は星4評価をつけるくらい面白かったのですが、今作は少し物足りませんでした。 しかし、廉恥という言葉がタイトルになったのがよく分かる事件内容とストーリーだったので、人生を考えるきっかけにはなりました。このシリーズは哲学書的な側面があるな、と改めて思います。 純粋なミステリーを求める方には物足りないと思いますが、悪くない内容です。

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2021/10/30

なかなかおもしろい展開だった。 警察庁から来た女性の刑事指導官の立ち位置と 分析によって事件解決につながった。 今野敏の小説の主役はだいたいちょっと変わってる 真面目な人という絵が多い気がする。

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2021/08/04

今野敏「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ」第4作目(2014年4月単行本、2016年8月文庫本)。 前作から14年経ってからの4作目ということになる。作品の中では3年後の設定みたいで、樋口顕は45歳、氏家譲は43歳、天童隆一は51歳、樋口照美は20歳になっていた。樋口顕は警視庁捜査...

今野敏「警視庁強行犯係・樋口顕シリーズ」第4作目(2014年4月単行本、2016年8月文庫本)。 前作から14年経ってからの4作目ということになる。作品の中では3年後の設定みたいで、樋口顕は45歳、氏家譲は43歳、天童隆一は51歳、樋口照美は20歳になっていた。樋口顕は警視庁捜査一課の警部で変わらず、氏家は荻窪署の巡査部長から警視庁生活安全部少年事件課の警部補に栄転していた。天童も警視庁捜査一課の警部から警視で管理官になっていて、照美は高校生だったのが大学3年生だ。捜査一課長の田端守雄は変わらないが警視正になっている。 今回も殺人事件の捜査と並行して樋口の家族の事件に関わる展開が描かれて、対応する樋口の人間性がよくわかるストーリーだ。 そして今回新たに登場する樋口の捜査の相棒は世田谷署の刑事の小森進警部補45歳と警察庁刑事局刑事企画課の小泉蘭子刑事指導官、25歳前後のキャリアだ。勿論氏家も要所要所で樋口に情報協力する。 事件は南田麻里という23歳のキャバクラ嬢が池尻の自宅マンションで絞殺されたことから始まる。遺体の第一発見者で通報したのは、麻里の飲み仲間で三軒茶屋の美容院で働く石田真奈美28歳だ。 警察にとって厄介だったのが麻里は世田谷署にストーカー被害を相談していて、そのストーカーが容疑者として上がり消息を絶っていることだ。警察の失策としてマスコミからの追求を極端に恐れていた。容疑者の名前は樫田臨、33歳の会社員だったが退職していた。 そんな時氏家から樋口に電話があり、被害者は痴漢被害で別の男を告訴していることを知らされる。このことが後で事件解決に結びつく糸口になるのだ。 告訴されて地検で有罪判決後控訴手続中の男は楢崎公平、47歳の大学の准教授だったが懲戒免職になって、そして離婚している。現在弁護士のもとで控訴手続中で直接会えない状況下だ。 他にも渋谷署にも別のストーカー被害で麻里から届けられていた男がいて、氏名は柳本行雄40歳。これは都公安委員会から禁止命令が出ている。 いづれも容疑者になり得るが、調べていくうちに被害者南田麻里の隠れた姿がわかってくる。そして事件解明が予想もしない方向に進んで行く。いや見逃していた方向だ。犯行の動機も判り、犯人が特定された時、意外な幕引きで事件は終わる。 今回は事件解明に小泉蘭子刑事指導官が大きく寄与する。ストーカー犯罪の専門家ではあるが、刑事ではない。刑事とは違った観点で樋口に助言して事件解決に導く。長身でスタイルのいい美人だ。 そして家族の事件というのは、娘の照美のパソコンから高校や中学に脅迫メールが送信された事実を警視庁生活安全部のサイバー犯罪対策課の捜査で突きとめたことだった。氏家は少年事件課ではあったがこの情報を得て樋口に内密に連絡してきた。おそらく遠隔操作ウイルスによるなりすましメールだと思われるが、捜査員が事情を聞きに行くことになるだろうという。ここから樋口の思案悩みが始まる。この情報は誰にも勿論照美にも話せない、照美が素直にパソコンの調査に応じてくれればそれだけで解決する問題だと自分に言い聞かせる。ところがそうはいかずに予想外に照美が抵抗して捜査員にパソコンの提出を拒否してしまうのである。 ここでまた新しい捜査員の名前が出てくる。サイバー犯罪対策課の捜査員の名前は伊勢原克明、年齢は30代半ば、5年前に板橋署にいた時に樋口と一緒に仕事をしたことがあり、樋口のことを恩人だと思っているらしい。これからこのシリーズにまた登場してくる予感がする。 樋口の懸念していた強制調査について、照美のパソコンの調査はあくまでも協力依頼であって強制捜査なんてありえないと言う。最終的には照美も打って変わって自主的にパソコンを提出する。そして樋口に新しいパソコンをおねだりするのである。樋口はまんざらでもない様子で最近ずっと距離があった親子のコミュニケーション復活でホッとする家族の話でもあった。

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2021/05/10

警視庁強行犯係 樋口顕シリーズ。シリーズ4作目ということを読み始めてから知りましたが、問題はなかったです。 樋口は、家族の事や刑事としての悩みや葛藤もあり、親近感のある人間味のある刑事だと感じました。 アドバイザーとして捜査本部に参加する、女性キャリアの小泉さんもいい感じ!! さ...

警視庁強行犯係 樋口顕シリーズ。シリーズ4作目ということを読み始めてから知りましたが、問題はなかったです。 樋口は、家族の事や刑事としての悩みや葛藤もあり、親近感のある人間味のある刑事だと感じました。 アドバイザーとして捜査本部に参加する、女性キャリアの小泉さんもいい感じ!! さらさらと読みやすく、先も気になり夜中に読み始めて、気がついたら朝方4時でした…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)楽しめました。

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2021/04/12

このシリーズを初読でした。 隠蔽捜査シリーズのような切れ味と人間味を期待したのですがそこまででは無かったな。少し薄味で物足りない感じ。

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