おかえりなさいスポッティ の商品レビュー
周りの目を気にせずに、それぞれが違う事を受け入れられるっていいな、と改めて思いました。うさぎさんの絵がかわいいです。
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一人だけみんなと模様の違うスポッティ。 まわりとスポッティを比べず スポッティ個人をみてだいすきと言えるロージー。 自分で自分を好きと言えるスポッティ。 二人ともとても素敵だなと思いました。 小さい頃はそういう捉え方が出来るのに 大きくなるにつれ絵本の中のおじいさんやおばあさん...
一人だけみんなと模様の違うスポッティ。 まわりとスポッティを比べず スポッティ個人をみてだいすきと言えるロージー。 自分で自分を好きと言えるスポッティ。 二人ともとても素敵だなと思いました。 小さい頃はそういう捉え方が出来るのに 大きくなるにつれ絵本の中のおじいさんやおばあさんのように 「大多数と違う」ことが「いけないこと」 枠にハマっていないことは間違ってること みたいな、そんなような考え方になってしまう。 社会の一員として暮らしていくということは ルールやマナーを守っていかなくてはいけないことだけど 自分自身や他者の素敵なところを素直に 「見つける」「認める」「受け入れる」 ということも忘れてはいけないなと 改めて教えてくれるお話でした。 スポッティが可愛くてグッズとかあったらいいのになと思いました。 ひらがなとカタカナと数字で書かれています。
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今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その19 「おさるのジョージ」で有名なH・A・レイ夫妻のあまり知られていない作品です。 この作家は19世紀、ドイツのハンブルグ生まれ。 奥さんのマグリットはユダヤ系だったので、ドイツ人だったにもかかわらず、1940年6月のドイツ...
今年の小学校一年生に読んでやりたい絵本50冊 その19 「おさるのジョージ」で有名なH・A・レイ夫妻のあまり知られていない作品です。 この作家は19世紀、ドイツのハンブルグ生まれ。 奥さんのマグリットはユダヤ系だったので、ドイツ人だったにもかかわらず、1940年6月のドイツ軍のパリ侵攻直前に『ひとまねこざる』を含む5冊の絵本の原画を自転車の荷台にくくりつけ、妻とスペインとの国境を越え、アメリカ合衆国に移住しなくてはなりませんでした。 このときのいきさつは『戦争をくぐりぬけたおさるのジョージ―作者レイ夫妻の長い旅』(ルイーズ・ボーデン著、岩波書店)に詳しく書いてあるので、興味のある方はどうぞ。 このお話のテーマは差別。 白うさぎの一家に一匹だけ斑点のあるうさぎの男の子が生まれます。そうするとこのお母さんうさぎは、どうしましょう、おばあちゃんがなんていうかしら?と、自分はなんとも思っていないのだけど、と、まずおばあちゃんに責任転嫁し、親戚の集まりにその子を置いていく、という暴挙にでます。 悲しんだ彼は、僕はここではいらない子なんだ、と家出をするのですが、野原で、一匹だけ白いうさぎが生まれた斑点のある一家と出会うのです。 そうしてそこのお父さんも、僕は構わないが、おじいちゃんがなんと言うだろう、とやっぱりその女の子を邪魔にする……。 今の子たちはこういう親に敏感です。いい人のフリするろくでなしの大人に……。 そうして一年生は正義感にあふれ、平等が好きなので、その斑点のある一家を連れていき、自分の親戚たちの前で堂々と、これっておかしくないですか?と演説する白うさぎの男の子に強く共感してくれる……。 単なるみんな仲良くしましょう、ではなく、きちんと、その差別を誰が作り出しているかまで小さなこどもにも理解できるように描き、本人の意志で解決させているこの絵本が描かれたのは1950年……。 確かにペンタッチは少々古くなりました。でもいまの子どもたちはそれをも乗り越えて本物に拍手してくれるのです。 2022/06/20 更新
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きれいな色使いと可愛らしい絵、H.A.レイの本は大好きです。人と違っててもいいんだよってことを優しく教えてくれる本です。
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みんなと違うって、いけないこと?でも、違うとなんだか気にする人がいる・・。世間体と闘う親がいる。その偏見や蔑視に苦しむ人がいる。そんな人へ贈りたい作品。
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