ルイ・ブライユと点字をつくった人びと の商品レビュー

こどもくらぶ(編者),高橋昌巳

2016/12/02

点字はどのようにして生まれたか知っていますか？もとになったものはフランスの軍人シャルル・バルビエが考案した暗い中で読める暗号文字。この１２点の複雑すぎる組み合わせの暗号文字を盲目の少年、ルイ・ブライユが３年の月日をかけ、アルファベットをすべて６点で表すわかりやすい形に作りあげました。この本ではルイ・ブライユの功績のほかに「日本点字の父」と言われる石川倉次について、また現在では点字がどのように使われているかまで写真や図でわかりやすく解説しています。ルイ・ブライユの伝記を読みたい人には『暗やみの中のきらめき』（マイヤリーサ・ディークマン作・汐文社）もおすすめです。