アウトライナー実践入門 の商品レビュー
アウトライナーの使い方がしっくり来ていなかったところで『ライティングの哲学』を読んで、そもそもただ「箇条書きツール」としての使い方しかしていなかったことに気づき、この本を手に取った。 この本では、アウトライナーの使い方はトップダウン思考やボトムアップ思考のどちらか一方では不十分で...
アウトライナーの使い方がしっくり来ていなかったところで『ライティングの哲学』を読んで、そもそもただ「箇条書きツール」としての使い方しかしていなかったことに気づき、この本を手に取った。 この本では、アウトライナーの使い方はトップダウン思考やボトムアップ思考のどちらか一方では不十分で、その両方を行うこと(シェイク)こそが極意であると説明している。私は振り返ってシェイクすることがほぼなく、1日を時系列に書き記すことに終始していたことを反省している。
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2022/01/16 読了。 ハウツー本、という枠組みから外れるほど、衝撃を与えられた一冊。どう記録するか、という価値観を揺さぶられた。 この本は、アウトライン編集ツール「アウトライナー」を使って、書きながら考えるというプロセスをわかりやすく書いている本である。 「アウト...
2022/01/16 読了。 ハウツー本、という枠組みから外れるほど、衝撃を与えられた一冊。どう記録するか、という価値観を揺さぶられた。 この本は、アウトライン編集ツール「アウトライナー」を使って、書きながら考えるというプロセスをわかりやすく書いている本である。 「アウトライナー」そのものを主観的に礼賛するのでなく、例えば文章を書く際に、それ単体では完結できないという問題点を挙げているところも非常に好感を持てた。 読み終えてから、早速Workflowyをダウンロードして使っているのだが、やはり「書き慣れること」が必要なのだな、と感じている。 ここに取り上げられているのはあくまで一例。 自分に合わないのであれば変えていけばいいし、自分なりのやり方を見つけてもいい。 そんな余白もこの本にはあって、使い方という原点に帰ることも、新たな使い方を考えてみるためのヒントも豊富に掲載されている。 これに似ている、一時期自分がハマっていたマインドマップについても書かれているので、比較検討するにもよいのかもしれない。 まとめる、という行為は、生きていると何度か出会う。今までやってきた方法 が、どうもしっくりこないとき、それは変えてみるチャンスなのかもしれない。
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アウトライナーとは何かを解説してくれている本。何となく使っていたけれど、体型的に学ぶのは面白い。レシピ本も合わせて読むとさらにアウトライナーの使い勝手が上がります。
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アウトライナーの使い方に関する本 思考法、情報整理方法として参考になる一冊。 空間配置ができないため、発想法には適さない旨記載されていることも頂ける話。
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思考を整理する、要点をまとめる、タスクを管理する。これらはどれも、それ自体が「結果」ではなく、それらを利用して作成する資料だったり、文章だったり、制作物だったり、もしくは必要なものを忘れずに買う、といった「結果」のために必要な「途中」段階で活躍する。 この「途中」に重点を置いた...
思考を整理する、要点をまとめる、タスクを管理する。これらはどれも、それ自体が「結果」ではなく、それらを利用して作成する資料だったり、文章だったり、制作物だったり、もしくは必要なものを忘れずに買う、といった「結果」のために必要な「途中」段階で活躍する。 この「途中」に重点を置いたツールがWorkflowyを始めとするアウトライナーである。あくまで「途中」を扱うので完成形の保管には適していないが、利用側がちゃんと「これはあくまで途中で、いつどの段階においても入れ替わり、追記、削除が発生するツール」と認識しておけばこれほど心強いものはない。
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アウトライナは利用しているが、そのステップをこれだけ解説されるものは なかなかない。 自然と出来ることでありながら、深く考えて実施するとなかなか 書き進められなくなる。 その点は気をつけたい
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紙の方を買ってみた。 参照用と、楓太にも見せてみたくて。 書くことについての本は、紙のほうが参照しやすい気がする。あとから電書も買うかもしれないが。
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新しく導入予定の知的生産の技術。mind mapと併用もできそう。起案に生かすことはもちろん。秋以降立て込んでいる研修のレジュメにも。そして本命は小説執筆。夢は広がります。
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書影やタイトル、文体の穏やかさ、対談のカジュアルさでマイルドにされているけれど、これは「文章を書き、考えること」の本質に肉薄しようとする思考の、まさにアウトラインが示されている、すばらしくクリアな本だ。 学生に貸して読ませるために紙の本で買ったが、各自で買うように勧めたい。 ...
書影やタイトル、文体の穏やかさ、対談のカジュアルさでマイルドにされているけれど、これは「文章を書き、考えること」の本質に肉薄しようとする思考の、まさにアウトラインが示されている、すばらしくクリアな本だ。 学生に貸して読ませるために紙の本で買ったが、各自で買うように勧めたい。 こういうのは、読んで満足せずに、書いてあることを自分でやってみることが一番大事なので、かならずやるように。 著者は私と世代が近いので、奥出経験やActaショックなど、パソコン遍歴やアプリ遍歴、ライティング経験がよく似ていて、それもあって共感するところが多い、ということはあろう。 オススメのWorkflowyは、アカウントは取っていたものの、まともに使ってみたことはなかった。クラウドで、完全ワンペインで、「リニアだが仮」の思考の塊をいつももてあそび続けるというのはよさそうだ。あらためて試してみたい。
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