機械仕掛けの愛(4) の商品レビュー

業田良家(著者)

2018/03/21

掘削現場で働くロボットたち。ロボットに「消費権限」が与えられ、電子マネーが配られる。245号は「買いたいもの」「買えるもの」をネット検索する内に、人間が売られている人身売買のサイトに辿り着き、電子マネーの前借を現場マネージャーに頼む。ある日、現場にコンテナが舞い降りてくる。中には3人の人間の家族がいる。245号の電子マネーでは到底人間は買えない。そこで働くロボット全部のお金を合わせて買えたのが人間3人の命。マネージャーは「ここからは人間の仕事だ。」と言い放ち、通報する。政治が少し動きだす。

着ぐるみの中に戦闘型ロボットが隠れているソフトイ。

2017/12/28

AIが、ロボットが、世の中を変えると騒がれている時代だからこそ今読むべき本だと思う。考えるべきこと、ヒントになることがたくさん詰まっている。

2016/09/03

3.4巻をイッキ読み。
心があったまる物も、逆に薄ら寒くなる物も、どっちも好き。

一番好きなのは「花嫁の父」。
ロボットだろうと人間だろうと関係ない。
人を一人一人前に育て上げる苦労と喜びは同じ、って。
思った！

2016/08/07

201607/本作に限らず、ゴーダ作品の根底にある愛、にやられる。機械と人間。人間と機械。そんな機械を作ったのも人間、だけど…。