怪盗クイーン ブラッククイーンは微笑まない の商品レビュー
ストーリーに含まれる謎が面白く、過去として語られる歴史と今回のクイーンの獲物の存在に説得性を持たせていた。
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子どもの頃から好きだった怪盗クイーンシリーズを久しぶりに読みました。 大好きな怪盗がいる赤い夢の世界に触れることができて懐かしい気持ちになりました。
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クイーンの偽物が出てきたのはかなり衝撃的だっったり、強烈な探偵卿が出てきたけど最後には納得のいくストーリーで締めてくれて良かった。 オリジナルとコピーが戦うというありがちなストーリーをこれだけ深くできるはやみねかおるは、すごいなと改めて思った。 あと、探偵卿がわちゃわちゃしている...
クイーンの偽物が出てきたのはかなり衝撃的だっったり、強烈な探偵卿が出てきたけど最後には納得のいくストーリーで締めてくれて良かった。 オリジナルとコピーが戦うというありがちなストーリーをこれだけ深くできるはやみねかおるは、すごいなと改めて思った。 あと、探偵卿がわちゃわちゃしている雰囲気が楽しい。
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前作は面白かったが勢いで済ませていた感が否めなかったので、今作のあとがきのなかに「トリックを用いる」ことを意識したとあり、「そうそう、わたしの好きなはやみねかおるは、読者になるほど!と思わせる作家!」との思いを強くしました。
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普通に最近のこのシリーズの中では自分が読んだ中では短い方でしたが、満足できました。 あからさまな伏線ありながらいいなあって思えたトリックでさすがはやみねかおる。
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同じ容姿の2Pカラーの人物が偽物の様に暗躍するのはこういう胸躍る展開。兄弟がいたのか、どうなのか?といろいろ予想しながら読んだが、なるほどそういう事なのか。 コピーはオリジナルに勝てないのはSFのお約束だが、クイーンが負けるところは想像できないので安心した。
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順番通りに読むのに失敗して、次の巻を先に読んでしまったけど、どんでん返しがたくさんあって面白かった。特に探偵卿たちが集められている場面が、それぞれのキャラクターがぶつかって面白かった。
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ある日、ジョーカーが読んでいた新聞記事を見て、クイーンはおどろいた。『怪盗クイーン参上 秘宝「アイリスのほほえみ」を盗む』記事の写真にうつっていたのは、満月を背にして立つ、黒髪&ボディスーツの人物。だれだ、このクイーンは・・・?いま、華麗な犯行で世界中の秘宝財宝を盗みまく...
ある日、ジョーカーが読んでいた新聞記事を見て、クイーンはおどろいた。『怪盗クイーン参上 秘宝「アイリスのほほえみ」を盗む』記事の写真にうつっていたのは、満月を背にして立つ、黒髪&ボディスーツの人物。だれだ、このクイーンは・・・?いま、華麗な犯行で世界中の秘宝財宝を盗みまくり、世間を騒がす「怪盗クイーン」。その正体は、クイーンの名を騙る偽者「ブラッククイーン」だった。そして、ブラッククイーンが予告してきた次なる獲物は『ホープ・エッグ』! 約500年前に、世界各地で起きた奇跡「フィニス・パクトゥン」の謎を解く鍵といわれる『エッグ』をめぐり、クイーンvs.ブラッククイーンvs.探偵卿の戦いの火ぶたが切られる! クイーンの能力をコピーした偽者という設定ですが、クイーンほどC調や遊び心は持てなかったようですね。もともとの性格がまじめなせいかな。エッグを漬物石に使う皇帝のセンスはいったい何なんでしょう・・・日々ヤウズくんが心折れないか心配ですが、何だかんだと負傷した際には心配で駆けつける皇帝であり、よいコンビなのか?久しぶりにマンダリンが出てきてうおー!となりました。ブラッククイーンのおかげで妻子と上手くやれているようで何より。ボタンとジャックもどうしているかなあ~とオリエントが懐かしい。最後は勧善懲悪というよりほっとできる終わり方ではやみね先生らしい。ますますクイーンがお仕事さぼっちゃいそうですけどw
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さらっと1回読んだら、ちょっとこれまでよりも甘いような、ちょっとネタにキレがないような。というわけで二回目読んだら、やはり楽しめました。やっぱり児童書はゆっくり読んだ方がいいな。 みんなで居酒屋、みんなで回る寿司。しかし必ずゴタゴタ事が起こります。 パイカル君がいい子だ。ワァドエヴァーさんが今後ショタ容疑で捕まらないかが心配。くだらない本をものする能力?までコピーしてしまったとこも心配。 しかし自分のことだけでなく、色々背負っちゃってる彼にはちょっと泣けました。それが中年のおっさんなのである、さらに、それすら受け止めて流すクイーンの包容力よ。
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ブラッククイーンというクイーンの偽物がでてきます。世界各地でおきた“奇跡”とよばれるフィニス・パクトゥンをおこす起爆剤のようなエッグがあるのですが、新たに発見された十番目のエッグをめぐり、クイーンとブラッククイーンが争います。やっぱり、本物のクイーンはC調と遊び心を大切にしていて、かっこいいです。敵わないですね。 また、この作品では登場人物たちの「悪」についての考え方が書かれています。 詳細不明の探偵卿、ウァドエバーにとって「悪」とは、“自分のことしか考えないこと(p292)”だそうです。その助手であるパイカルは、「悪」の定義は「美しくないもの(p318)」と言っています。 「悪」とは、「正義」とは、と考えさせられました。
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