世界のお墓 の商品レビュー
ただただ「わー!綺麗だなー!」と思う写真に留まらず、なぜこの国では火葬しないのか、どういう弔いの心を持っているのかなどわかり、人に話をしたくなる本。鳥葬初めて知った。父と母は感想語りにお付き合いありがとうございました!
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「世界にはこんなにも多様なお墓があって、こんなにも色んな価値観があるのか!」と、びっくり。 自分の価値観の枠を取り外してくれる。 死について考える時などにも、また読み返したい写真集。
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世界中の美しいお墓を集めて紹介した本(写真集?)。宗教や地域で全く形式が違うお墓は本当に不思議かつ美しい物が多いです。埋葬の方法は違っても、全て故人に対する思いに溢れていて、それぞれのやり方で真剣に愛情を持って弔っているのが伝わってきます。
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お墓は人生観や宗教観が如実に現れたもの。究極の形。 様々な国のお墓を見ることは、自分の人生に命題を差し出すことにもなるように思う。 日本のお墓は御影石で出来たものが主流ですが、外国人が見たらどう思うんだろう。気持ちの矢印は上向きになるのか、下向きになるのか。
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死因が絵で彫られた墓標、宙に浮く棺桶、死して宇宙に旅する、オットセイがくつろぐ墓地。陽気なものから奇怪なものまで、美麗な写真で綴る珠玉の52ヶ所。(e-honより)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館より。 さらりと読了。 無名も有名も1ページ位で終了。詳しく知りたい場合は物足りないかも。 でも、ざっくり世界のお墓を知るならありかも。 お国や宗教が変わると、色々あるんだね~。
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「故人を思う気持ちは40万年前から、古今東西いずこでも変わらない。世界各地にまだ残る、美しいもの、珍しいもの、歴史あるもの、そんな数々のお墓から、選りすぐりの52ヶ所を集めました。」(はじめに) 「お墓の写真を集めた本って…正気か?!」と思ったが、予想を裏切る美しい本。 日本の...
「故人を思う気持ちは40万年前から、古今東西いずこでも変わらない。世界各地にまだ残る、美しいもの、珍しいもの、歴史あるもの、そんな数々のお墓から、選りすぐりの52ヶ所を集めました。」(はじめに) 「お墓の写真を集めた本って…正気か?!」と思ったが、予想を裏切る美しい本。 日本のお墓にはどうしても地味で暗いイメージがあるが、本書を読むと、それがごく限定的なイメージでしかないことがわかる。 宇宙や海を舞台とする壮大な墓、モザイクに覆われた豪華絢爛な墓、自然と同化して少しずつ朽ちてゆく墓など、文化の多様性に驚かされる。 自分が埋葬されるとしたら、「ソーリオ村のサン・ロレンツォ教会墓地」や「スコーグスシュルコゴーデン」がいい。 前者は花壇のようなささやかな墓だが、アルプスの絶景が広がる。 後者は森へ散骨されるが、その場所は遺族に知らされない。無名のただの人として自然へ還る。 最も楽しいのは「サプンツァ村の陽気なお墓」。墓標に肖像画と故人の人生がカラフルな色合いで彫られている。天国で故人同士が、「俺こんなこと彫られたわ!」と盛り上がりそうだ。 死を悼むだけでなく、死者に寄り添って共に生活するような、厳かであたたかい文化にふれることができた。 (たぶん)幽霊は写っていないのでホラー嫌いにも安心だし、建築が好きな方にもおすすめ。
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世界の様々な墓が写真つきで説明されている。 死後は魚の住みかになりたいっていうお墓が一番の衝撃。 遺骨にセメントをまぜて海底へ...数年で魚の住みかのできあがり。すごい衝動だ
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