心美人がやっぱりすべてを手に入れる の商品レビュー

君山圭子(著者)

2019/06/11

「心美人」という言葉に惹かれて読んだけど、
「やっぱりすべてを手に入れる」これを見落としていた感あり。

基本、考えが肉食。
「すべてを手に入れる」ための手法。

今の私は、そういうガツガツモードじゃないんだよなぁ、って。

いかに、自分を癒し、なんだろう、鬱々とゴミのようにたまっているものを捨てるかの技術が必要。
これは、ちょっとエレガントさにかける一冊だった。
「すべてを手に入れる」手法としてはいいんだけど、
「心美人」になる方法は書かれていなかったと思う。

でも、この考えはいいな、と思った。

『あなたは自分に対して、いくらでも魔法をかけることができるのです。
あなたが、どんな問いかけをするかによって、あなたの意識が向かう先がいくらでも変わってきます。それと同時に、その時々に達成感や恐れ怒り、喜びや驚きをどれだけ感じるかも変わってくるのです。
もし、あなたが自分自身に、マイナス思考の質問（ネガティブ・クエスチョン）を絶えず繰り返していたらどうなるでしょうか。
例えば、「なぜ、私はこれができないのだろう」という問いかけについて考えてみましょう。この問いかけは、①何かするべきことがあり、②自分にはそれができないという、決めてかかっている質問です。
この問いの意味を理解して答えようとすればするほど、頭の中では「できない」理由を自動的に次から次へと探しているということになります。結局、どんな答えを出そうと、「できない」が前提にある質問なので、良い結果は生まれるはずがないんです。
逆に、「これを一番楽しくやるには、『どのように』すればいいだろう」と問いかけたらどうなるでしょうか。この問いは、①これはできる、②その方法はたくさんある、③楽しくできる可能性もある、という前提に基づいているのです。
このような「できる！」を前提にした質問により、私たちの脳は物事がうまくいく方法を自然に探し始めるのです。まるで、魔法みたいですよね。』

「why？」じゃなく、「How」
これは心掛けたいなって思った。