すごい就業規則! 第2版 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
まず私の感性と違いすぎて内容はまったくおもしろくなかったです。 他社のおもしろい就業規則などが書かれていると思い手に取ってみましたが、本書は就業規則を作ったことのない社長や作っても機能していない社長向けの本です。 肝心の結論は就業規則を社長の思い描いた通りにハッキリ書くことが最高の会社ということ。 つまり社長のワガママ通り規則を作ればよいと書いてあります。 そしてその理由は以下の3つ。 1.本音であるからこそ社長がリーダーとして強い自覚を持ち、社内統制がとれる。 2.ストレートな言動だからこそ従業員がメッセージを正確に受け取れ、社長の言動を察しながら行動ができる。 3.自分がルールブックだからこそ問題解決のスピードがはやい。 正直、このような会社が出来ればあまりにも独善的で誰もついてこないと思います。 ついてきたとしても社長におべっかが使えるだけの人じゃないでしょうか。 また、就業規則を従業員に浸透させるためにも内容を最低限のものにして、かつ理解しやすいように漫画を挿入するというテクニックも盛り込まれています。 従業員に内容をいきわたらせるために分かりやすくするのはいいと思います。 ただ、それを漫画にするための費用や時間を考えればそこまでやるべきでないと思いました。 よっぽどお金や時間に余裕がある会社がやるくらいでしょうか。 それ以外はどこの人事向けの本にも書いてあるようなことでした。 やはり就業規則を作ったことのない会社向けでしょうか。
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