偶然屋 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館にて。 偶然を仕掛ける偶然屋。 アクシデントディレクター。 もうそれだけで面白そうじゃない。 とワクワクしながら読んだが、思ったのとかなり違ったわ。 偶然屋の仕事はもう最初だけ。 アクシデントディレクターの仕事はほぼ出てこない。 なんじゃコリャ。 普通の探偵ものじゃないか。 と期待とは全然違ったのだがそれはそれ。 かなり面白かったです。 むしろ敵のほうが偶然屋要素が大きいじゃないか。 この作家の名前はよく見かけるが読んだのは初めて。 チョット別のも読んでみたくなったわ。 それとこれ続きありそうだけどどうなの?
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
続編ありそうだ。安倍川が教育実習に行った時、挨拶してすぐに担任の先生が任せて出て行ったけど、そんな事ありえないよなぁ。っていうのがずっと引っかかってしまった。
Posted by
運命や奇跡という言葉を疑ってしまう展開。 なんでも仕組めちゃうんだ、と怖くなります。 人の人生を狂わす実験って理解できないけど悪意の塊みたいな人もいるのかも。 続きあるのかな?きちんとカタをつけてほしい。
Posted by
面白かった!傑作!著者のこのような作品を待ってました。 その「偶然」は仕組まれたものかもしれない 。 就職活動中の水氷里美が見つけたのは、アクシデントディレクターという偶然を演出する仕事だつた。 様々な事象が最後につながるというパターンは健在。里美の同僚クロエも魅力的。 続編が...
面白かった!傑作!著者のこのような作品を待ってました。 その「偶然」は仕組まれたものかもしれない 。 就職活動中の水氷里美が見つけたのは、アクシデントディレクターという偶然を演出する仕事だつた。 様々な事象が最後につながるというパターンは健在。里美の同僚クロエも魅力的。 続編があるといいな。 (図書館)
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「偶然屋」というお仕事の話かと思ったら、だんだんサイコな話に・・・。意外だったけど、いろいろな出来事が、しゅるしゅると繋がっていって、面白かった。あの終わり方は、続きありなのかな?安倍川の狂気はまだ続くのか?
Posted by
なんかこのパターンの話読んだことあるな。 誰だっけ? だから凄くデジャブ。 なのでと憮然の使い方きになる。
Posted by
さまざまな「偶然」を演出する「偶然屋」。こんなのがあったら面白そう、と最初は思いましたが。読み進むごとに恐ろしくなりました。だけど偶然なのか必然なのか、これはどこで線引きをすればいいのでしょうか。 この「黒幕」のやり口が狡猾極まりなく、ミステリとして読む分には手口として素敵なんだ...
さまざまな「偶然」を演出する「偶然屋」。こんなのがあったら面白そう、と最初は思いましたが。読み進むごとに恐ろしくなりました。だけど偶然なのか必然なのか、これはどこで線引きをすればいいのでしょうか。 この「黒幕」のやり口が狡猾極まりなく、ミステリとして読む分には手口として素敵なんだけれど。現実にやられたらとんでもないよなあ。実際これって、どこまでが罪に問えるのかも謎だし。動機というかその心理もまたひどく恐ろしい。ある意味、最強の犯人かも。 その犯人と偶然屋の対決は息を呑む展開でしたが。結末もまたまさかの展開。そしてこれ、続くのでしょうか。ちょっと気になる。
Posted by
+++ その「偶然」は仕組まれたものかもしれない 出会いと別れ、栄光と挫折、幸福と不幸、そして生と死・・・・・・。 運命だと思っていたことは、実はすべて仕組まれていたのかもしれない!? 弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という...
+++ その「偶然」は仕組まれたものかもしれない 出会いと別れ、栄光と挫折、幸福と不幸、そして生と死・・・・・・。 運命だと思っていたことは、実はすべて仕組まれていたのかもしれない!? 弁護士試験に挫折して就職活動中の水氷里美は、ある日、電信柱に貼られた「オフィス油炭」という錦糸町にある会社の求人広告を見つける。藁にもすがる思いで連絡を入れると、面接場所に指定されたのは、なんとパチンコ屋!? 数々のミッションをなんとかクリアした里美に与えられたのは「アクシデントディレクター」という聞き慣れないお仕事だった――。 確率に異常にこだわる社長の油炭、かわいいけれど戦闘能力の超高い女子中学生・クロエとともに、里美はクライアントからの依頼を遂行していくが、あるとき「偶然屋」たちの前に、悪魔のような男の存在が浮かび上がる・・・・・・。 ブラックユーモアミステリーの名手、本領発揮! 『ドS刑事』シリーズなどで人気の著者の新たなる代表作!! +++ なかなかうまくいかない就活中、偶然見つけた電柱に貼られたアシスタントディレクターの求人広告に飛びついて、指定された場所に行ってみると、そこはパチンコ屋で……。始まりからしてほんとうに偶然?と思わされる出来事で幕を開ける。アシスタントディレクターというのは、里美の早とちりで、実際はアクシデントディレクター=偶然屋だったのだが、とりあえず見習いとして採用された里美は、なんとか与えられた仕事をクリアしていくのである。そうしているうちに、時間を前後してあちこちで起こっていた、まったく無関係と思われる事件にある共通項を見つけ、恐ろしい企てに巻き込まれていくのである。偶然なんてないのかも。ドミノ倒しのように、最初のピースが倒れたときには、既に決められたシナリオに向かって、ひとつの絵を描くだけなのかもしれないとさえ思ってしまう。コミカルなタッチで軽く読めるのだが、かなり深く怖い物語でもある。里美と油炭のこの先も気になるし、もっと続きを読みたい一冊である。
Posted by
オムライスを食べていたら真ん中にたんまりチリソースが入っていた、みたいな。 軽やかなユーモアミステリだと思って読んでると痛い目に遭う。 面白いのに苦くて、痛いのに面白い。七尾ミステリたまらん。 普段なんとなく「偶然」だと思っているあれこれが、もしかすると全て誰かによってしこまれて...
オムライスを食べていたら真ん中にたんまりチリソースが入っていた、みたいな。 軽やかなユーモアミステリだと思って読んでると痛い目に遭う。 面白いのに苦くて、痛いのに面白い。七尾ミステリたまらん。 普段なんとなく「偶然」だと思っているあれこれが、もしかすると全て誰かによってしこまれていたものだとしたら…そう思うとなんとも背中がぞわぞわしてくる。
Posted by
- 1
- 2