1,800円以上の注文で送料無料

IT技術者の長寿と健康のために の商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/10/15

 タイトルと序文がまじめで、むつかしい本かな?と思わせるのだが、本文はユーモアを交えていて読みやすい。最初のむつかしそうハードルで損しているような気が。  かつて不遇なIT技術者だったわけなのだけれども、その働き方を思うと、確かに不健康である。  この本はIT業界あるあるを読ま...

 タイトルと序文がまじめで、むつかしい本かな?と思わせるのだが、本文はユーモアを交えていて読みやすい。最初のむつかしそうハードルで損しているような気が。  かつて不遇なIT技術者だったわけなのだけれども、その働き方を思うと、確かに不健康である。  この本はIT業界あるあるを読ませつつ、いかに健康で過ごすか、について語られる。ただ……上の人自らが不健康だったり、成果ではなく勤務時間を貴ぶ風潮がなくならない限りは、IT技術者の技術面以外の環境は良くならないよなぁと。  そして、IT技術者のみならず、どの業界でもそれは言えるよな……ってなる。  ただ、結局のところ……IT技術者は自尊心を失うような仕事であるところがある。特に下請けに関してはどうしようもない。  この本で救われるのは、大手企業の自社の社員のIT技術者なのだと思う。  理不尽な要求を向けられ、自尊心を失った疲弊したIT技術者は、自分のために何かをする余力ってあるんだろうか。少なくとも私にはむつかしかった。  ひがみでしかないけれど、己を守ること、権利を主張するほうが先なのかもしれないなぁと思う。  

Posted byブクログ

2018/12/02

図書館から借りて読みました。 学術的な人が書いた本ですが、なるべく難しくないようにという気配りは感じます。 昨今話題の「この多重下請け構造を中心とした問題」を、どう解決できるか、というのは今後の業界の試練だと思います。

Posted byブクログ