庭のマロニエ の商品レビュー
庭に立つマロニエ。 この樹は一人の少女が「隠れ家」でひっそり暮らすのを見守ってきた・・・アンネ・フランク(1929-1945)を見つめた1本の樹の物語。 アンネが自由への憧れと希望をもって見つめていたマロニエの樹は、強風に耐えきれず倒れてしまった(2010年8月)。・・・アンネの...
庭に立つマロニエ。 この樹は一人の少女が「隠れ家」でひっそり暮らすのを見守ってきた・・・アンネ・フランク(1929-1945)を見つめた1本の樹の物語。 アンネが自由への憧れと希望をもって見つめていたマロニエの樹は、強風に耐えきれず倒れてしまった(2010年8月)。・・・アンネのマロニエの種や苗木は、平和と自由の象徴として、世界中に送られ植樹されている ・・・人間の命の尊厳、崇高な精神の形を教えられる絵本。
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アンネ・フランク関連絵本。 隠れ家のそばのマロニエの木がアンネが強制収容所に入れられるまでの日々を語る。 『アンネの日記』をちゃんと読む人は減り続け、もっと手軽に読めるアンネ関連本やネット情報で知識を得て、わかったような気持ちになる人の方がずっと多く、それでも知らないよりましだと...
アンネ・フランク関連絵本。 隠れ家のそばのマロニエの木がアンネが強制収容所に入れられるまでの日々を語る。 『アンネの日記』をちゃんと読む人は減り続け、もっと手軽に読めるアンネ関連本やネット情報で知識を得て、わかったような気持ちになる人の方がずっと多く、それでも知らないよりましだとは思うけど、これはアンネ関連の絵本でも特に低年齢の子供でも読めるようにできている。 しかし、読んだ、あるいは読まされたところで、どれだけ子供の心に残るかは疑問。予備知識がなければ、なんのことかわからないし、10分で読んで「ふーん」で終わってしまう可能性大。幼い子供に読ませるなら、もっとあとがきを充実させるべきだし、小学校中学年以上の子供には本として物足りない。 『おおきな木』みたいな寓話ならともかく、「木が語る」という形をとるなら、読者が納得できるようでないとね。
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