シタとロット の商品レビュー

アナ・ファン・プラーハ(著者),板屋嘉代子(訳者)

2016/09/08

親友の二人の女の子
親密であるがゆえに悩みも
児童書ではあるが性描写もかなり
これでいいんだと思う
オランダとスペイン
少女の目線がいいな
≪　それぞれの　秘密抱いて　あしたへと　≫

2016/08/25

北の国のオランダ人は太陽の国スペインに憧れがある。そんなことを思いつつ読んだ。そして思春期の悩みは万国共通。
温かくてぴったりなのに、ヒリヒリとする冷たさもある…思春期の女の子ならば羨むような、深い親友関係にある主人公のふたり。赤裸々な語り口…
性のことに開けっぴろげで、子供もそれなりにきちんと大人扱いをするオランダの子育て感覚がよく出ている。