図書館制度・経営論 の商品レビュー
これも、な、長かった… 自分らが資格を取った頃にはなかった科目なので、一度は読んでおかないとな~ と思ってチャレンジ。 全体を50のユニットと17のオプションで構成し、個別のテーマ(内容上、連続しているものもあるるけど)をそれなりに詳しく解説していくテキスト。ただし、(特に外...
これも、な、長かった… 自分らが資格を取った頃にはなかった科目なので、一度は読んでおかないとな~ と思ってチャレンジ。 全体を50のユニットと17のオプションで構成し、個別のテーマ(内容上、連続しているものもあるるけど)をそれなりに詳しく解説していくテキスト。ただし、(特に外国の)文献の引用がしっかりされているので、専門書的な雰囲気も。 タイトルのとおり、経営学やビジネス分野の考え・手法を適用しながら図書館の営みを再構築する、というような括り方でよかったかしら? 手順・手続きの正確性から成果・効果重視(コスト・バフォーマンス)の視点へ移行している流れを理解していないと生き残れないよ、ということか。 編著者である永田治樹さんの執筆項目が圧倒的に多いが、経営学を分かりやすく取り込んでいて参考になったが、続けて読むのは苦しかった… 読み進めなかった最大の理由。思うに、実際との関連付けで、考え方は分かるけどそれをどのように具体化するのか、にほとんど触れられていないからか、と(まぁ、研究者だからね)。 その他では、小林卓さん(遺稿とのこと)の項目が熱く、論理展開も見事で面白かった。何とも残念なことよ… あと、出版から少し時間を経たので、事例がやや古く感じられる。これは仕方がないか…
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